ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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好きな歌詞の話 BUMP OF CHIKEN  「グッドラック」

2014年05月10日 23時40分17秒 | 歌詞を考える
こんばんは、ジニーです。


なんか、なんとなく感銘を受けた歌詞につて
書いてみようかななんて気になりまして
なんかね、そんな気分なのです。



そして、今回のテーマはBUMP OF CHIKENの「グッドラック」。
歌詞はこちらを見ていただければと思いますが、
BUMP OF CHICKENさん『グッドラック』の歌詞
先日発売されたNEW ALBUMの「RAY」に収録されていて
シングルとしても発売されています。

この曲の最初の1行でやられちゃいました。
『君と寂しさは きっと一緒に現れた』
この表現は僕個人的にとても感銘を受けるものでした。

「君」との出逢いが「寂しさ」の起源になっている
決して悲観的な意味合いではなく、事実を客観的に綴って
感情的なものは差し置いて絶対的な共感を生み出します。

のっけから唸らせられるような共感から始まるので
あとはひたすら素直に心の中に浸透してきます。


BUMPの藤原くんは一貫して共感を生み出す歌詞を書いてきているように思います。
そして、そこに紡がれていく言葉は「光と影」のような
二律背反するものを常に抱いていて、
ともすれば矛盾の塊になってしまいそうなところを
とても人間的なプラスの感情でいつも心地よくまとめて
最終地へ誘ってくれます。
こういう歌詞はハマると癖になる。

つねに僕らの中には矛盾が存在していて、
いつもそれらの狭間で、時には感情に任せ、
時には意識と全く関係のない領域で
何かしらの折り合いをつけて歩いています。

そういったものに改めて気付かせてくれる。
その上で最後に草原を抜ける一陣の風のような
切なさと爽やかさを味あわせてくれる。
それが気持ちのいい歌だと感じさせてくれているのだと思います。

こういう歌詞書きたいですけど、なかなか難しいですね。
書いているうちに頭が痛くなってきそう(笑)


さて、最後にテーマに戻って。
この曲のタイトルは「グッドラック」です。
「幸運を祈る」と訳せますが、主には別れ際に使用する
別れの挨拶です。
この挨拶を歌の主人公は直接「君」には伝えられていないのだと
僕はそう感じます。

僕にとっての「君」という存在がどんなものだったのか
長いあいだわからないでいて、ある瞬間にそれに気がついた。
その時に「君」が僕に残してくれたもの、
僕に残そうとしたものの大きさに気づいて素直になれたのではないでしょうか。

会えないところにいる「君」に感謝を込めて「グッドラック」
そして物語の主人公は、次の一歩を踏み出すのでしょう。
どこまでも「君」に対する気遣いに溢れているこの歌は
いつ聴いても深い感動を与えてくれます。

おかげでヘビロテ止まりません。


また、思い立った時に感銘を受けた歌詞について書いてみようと思います。

でわ、またその日まで。
グッドラック!
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