≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

169)「生々しいもの」と「おぞましいもの」

2012年03月05日 | 心的外傷後ストレス障害-PTSD

「訳わかんな~い」
という言葉をよく耳にする
ほとんどが、若い女性

表現の仕方はともかく
「訳がわからないもの」とは?
『なんと言ってよいかわからないもの』
つまり
言葉で表現できないもの
理由付けできないもの』である

理由付けできないものは、言語で説明できないものでもある
これらは
どのように心の中に意味づけされているだろうか?
それは
気持ち悪い】である
この【気持ち悪い】と感じるものは
その人の中では、まだ一度も言語化されていないものである

一度も言語化されていないものは、時空を超えて永遠に生き続ける
遠い過去のことであっても、まるで昨日のことのように思い出す
その代表が「トラウマ(心的外傷)」であろう
それらは
生々しいもの】【おぞましいもの】として
その人の心の中で、永遠に生き続けている
そして、時にはフラッシュバックしてくる

そうすれば、過去のものとなるのだろうか?
それは
言語化すること=言語で説明すること
そうすれば
【生々しいもの】【おぞましいもの】は過去のものとなり
インデックスをつけられ、他の記憶の片鱗となるだろう
精神分析はその「言語化」する方法である

興味をもたれた方は
シニフィアン研究所 トラウマ(心的外傷)を参照ください
http://signifiant-lab.com/trauma/



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