≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

480) 上書き保存して楽しく生きる

2017年11月19日 | 生き方
整心療法研究所(埼玉県上尾市・大阪市・和歌山市)のブログへようこそ。
従来型の精神分析(無意識を意識化する)を凌駕し、新しい観点から人間の精神にアプローチする方法を研究・実践中です。

今日は《上書き保存して楽しく生きる》について書きます。

人は過去に裏打ちされた今を生きている。
今の原因は過去にあるとする考え方がある。だからいつまでも過去に捕らわれこだわる。

それもいいかもしれないが、今楽しくて幸せだと思えたなら、過去に何があろうと気にしないのではないだろうか。
これは過去を封印するのとは違う。過去は過去として知りながらもその上に新しい今を上書き保存していく。
レイヤーのように積み重ねていく。
抑圧していると捉えるのではなく、あくまでも積み重ねて保存している。
だから下を見たければいつでも取り出し可能。

多くの人は、上にある楽しみよりも、下にある苦しみを取り出してみようとは考えないだろう。
それに時間を費やするより、目の前の楽しみを探すことに時間をかけた方がよりエネルギーが湧いてくる。
好きなことには自在にエネルギーも注ぎ込むだろう。反対に嫌なことには抑え隠すことにエネルギーを消費するだろう。
自らのエネルギーをどちらに使うかは個々人の自由に任されている。

なかには、楽しく生きるより苦しみに必死にあがなって生きることをよしとする人もいる。
歯をくいしばり、満身創痍覚悟の生き方こそ生きている実感が湧いてくるという人もいる。

人は皆、自らの描いた時空を生きている。
だから、すべてその人なりに楽しく生きている。
嫌だと言いつつも、それもその人の描く固有の世界に生きている。

このように考えてみると、人は自ら描く世界の中で日々上書き保存しながら楽しく生きている。
そういえるのではないだろうか。

はたして私はどのような世界を生きている?


コメントを投稿