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ユーカリ各種・・・♪

2012年04月22日 | 精油
ユーカリの精油には、沢山の種類がありますが皆さんは、どんなユーカリをお使いでしょうか・・・



一般的に、ユーカリ・・・と呼ばれるのは、「ユーカリ・グロブルス」Eucalyptus globulusの事を指しますが、先日のアドバンスクラス精油編では、6種のユーカリについての学習をしました。



「ユーカリ・ラジアータ」Eucalyptus  radiata・・・


「ユーカリ・スミシ」Eucalyptus  smithii・・・


「ユーカリ・ディベス」Eucalyptus  dives・・・


「ユーカリ・シュタイゲリアナ」Eucalyptus staigeriana・・・


「レモンユーカリ」Eucalyptus citriodora・・・


上記6種のユーカリ1つ1つの成分をながめて見ていくと、その使い分けが明確になります。



3社の精油分析表をもとに、6つのユーカリの№1位~№4位の成分を比較してみると、喉の粘膜の炎症を抑える作用や、抗ウイルス作用、抗菌作用、去痰作用、免疫調整作用などに良いとされる、「1.8シネオール」の含有量が多いのが・・・



「ユーカリ・グロブルス」、「ユーカリ・ラジアータ」、「ユーカリ・スミシ」の3種。



スミシは、あまり一般には出回っていませんが、「グロブルス」と、「ラジアータ」を比較した時、「ラジアータ」の方が、子供に使用したり、香りが好き・・・と言う方が多いですよね?



その理由は、№2位以降の成分を見ると、とても良くわかります。



「グロブルス」が、№2位~4位の成分に、「モノテルペン炭化水素類」の、γ-テルピネンや、パラシメン、α-ピネンと言う成分が並んでいます・・・



と言うことは、森の様なスッキリした香り成分・・・しかも、スースー薬品臭の1.8シネオールも80%強とダントツに多く含まれます。



それに比べ、「ラジアータ」の方は、№2位の成分に、10%近く「モノテルペンアルコール類」が含まれるんですね。



この成分は、肌にも優しくそして、香りも優しい香りで、1.8シネオールも、70%程と、「グロブルス」よりは少ないんです。



この1.8シネオールは、上記のような素晴らしい作用もありますが、神経毒性や、皮膚刺激のある成分です。(勿論、常識的な使用方法では心配いりませんが)



なので、一般的に「ラジアータ」を子供に使用したり、いい香り・・・と感じる訳なんですね。



1つ1つの成分を興味を持って眺めることで、それぞれの使用目的が明確になるだけでなく、どうしていい香りって感じるか等もわかるから、めっちゃ楽しくないですか~(#^.^#)



精油って、知れば知る程、興味深くなります♪



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釧路のアロマセラピー専門店 ヴィーヴル (施術・各種資格取得スクール・アロマ雑貨商品)

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