法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

「後生の一大事」

2016年03月23日 22時59分10秒 | 日乗

昨晩、南小岩コミュニティ会館で開催の
《歎異抄&うたと語りあい》に出かけました。
参会者4名でした。
冨◇◇さん 細◇さん 本◇さん くりのみ でした。

学習内容は次の通りです。
*『同朋奉賛』読誦
*『歎異抄 第七章』音読&語り合い
 語り合いのポイントは、
 ①歎異抄の関連本では必ず取り上げられている
  「念仏は 無碍の一道である」
  「念仏者は 無碍の一道を行く人である」
  「念仏者は すなわち無碍の一道である」
  について語り合いました。
  マア、学者さんは、この辺のあたりを熱心に議論するのでしょうが、
  我々は学者でもないし、念仏を申すカラダになることを目指して者ですから、
  一応の理解をして先にすすめました。
 
 ②「無碍の一道」について、各人が具体的に理解してところを出し合いました。
     語り合いの中で、現代人にとって遠くなってしまった仏教について議題になりました。
  蓮如さんは、各地の民衆に「御文」を届けました。
  そのなかで、「後生の一大事」がキーワードになっています。
  時代は変わっても、科学がすすんでも、
  「後生の一大事」は我々国民一人一人の課題であることは明白です。
  ですが、モノ・カネ中心の時代、「後生の一大事」を自覚することの難しさを話しました。

*『回向文』の発声の仕方を、丁寧に学びました。

次回は、3月29日(火)午後7時~
会場は、南小岩コミュニティー会館

ぜひ、皆さんのご参加をお待ちしています。

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開花

2016年03月23日 22時21分04秒 | 日乗

午前中、テニス・スクールに出かけました。
午後、知り合いの見舞いで、虎ノ門病院分室(川崎市高津区)に出かけました。
病院は高台でロケーションも良く、桜も開花です。
マイカー車中は4月の陽気で暑い位でした。
今年初めてワイシャツになりました。(笑)

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2016年03月22日 22時57分04秒 | 日乗


昨日、東京でも「桜の開花」の報道がありました。
いよいよ「春」本番ですね。
1ヶ月後には、江戸川ショウブ園も美しい花の盛りになります。

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新スカイツリー

2016年03月21日 22時42分42秒 | 日乗



我が家のベランダからの眺望。
スカイツリーの手前に、新スカイツリーの建設…???(笑)

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防大生の自衛官への任官辞退倍増

2016年03月20日 23時14分08秒 | 日乗

東京新聞web版 3月20日の記事からです。
今春卒業する防衛大学校の卒業生419人のうち、47人が任官を辞退するそうです。
辞退者の割合は全体の1割を超え、昨年の25人の2倍近くです。
防衛省は、民間企業の求人数増大などの雇用情勢の改善が原因と説明しているそうですが、昨年の安保関連法の強行採決が影響していると思います。
軍備を拡充して世界の平和が実現するのでしたら、ボクも安保関連法に大賛成します。
軍備拡充・行使は一部の特権階級や軍需産業が儲かるだけで、一般人は命を奪われ危険に晒されるだけです。
戦後70年。
戦争に参加してこない日本の実績を大事にして、
軍事に頼らない世界平和の発信をする日本国になってもらいたいものです。
任官辞退をした防衛大卒業生にエールを送りたいと思います。

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仏教は古いどころか常に新鮮である。

2016年03月19日 23時23分11秒 | 日乗



『仏教の名随筆 Ⅰ』
国書刊行会
平成18年6月20日 初版第一刷

葛飾中央図書館で借りてきた一冊を読んでいます。

岡本かのこ(明治22年~昭和14年)さんが、平成7年にラジオ放送での講話をまとめた、
『仏教の新研究』が大変面白いです。
つぎのような出だしの言葉です。

「仏教は古臭い宗教であるとまだ多くの人々に思われているようです。

仏教といえば直ぐ年をとった所謂善男善女か、葬式の時の読経かを思い出し、
浮世に用の無い閑僧までも連想されがちです。
こういう状態にあって、仏教の価値を説き、
仏教を直ちに生活の要素そしなければならないと云う意味を徹底させるのは実に難しい。
否、実に辛いことです」

岡本かのこさんは、あの大阪万博(太陽の塔)の制作者・岡本太郎さんの母上。

現在の日本国の実情は、昭和7年より一層、仏教離れであります。
実に残念な実情です。

ボクは、教師・スクールカウンセラーの仕事をしてきた者ですが、
仏教から多くのものを学び支えとしてきました。
先生方が、仏教に無関心なのが本当に残念だと思っています。
子ども達にとっても不幸な現実です。
また、カウンセリングの学びを重ねてきましたが、
カウンセリングで示しているところのモノは、ほとんどが仏教で語られているところのモノです。

「仏教は古いどころか常に新鮮である」
岡本かのこさんの言葉ですが、同感であります。

古いのは、仏教の方ではありません。
古いと感じてしまっている、
モノ・カネ至上の時代の流れにドップリつかった我々日本人の“鈍感さ”にあるように思います。

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里村専精師 「浄土真宗にようこそ」No54

2016年03月18日 23時59分01秒 | 里村専精師の言葉

里村専精師の「浄土真宗にようこそ」No54をお届けします。

1.預流・2.一來・3.不還・4.阿羅漢、という覚りのステップを考えています。

1.預流果というのは、覚りの第一だとずっと公開された言葉です。

なのに、こういう重要な言葉が、どこで大切にされているのでしょうか。
「預流」というのは、仏道の流れに預かったという言葉です。
曽我量深先生の言い方を借りるなら、仏道の伝承する歴史に参画したということです。
釈尊だけではなくて、実に無慮無数の人々が、この流れに参入しました。
そういう人々を、正しくサンガと呼んだのです。

2.一來ですが、覚りの状態の第二番なのですが、これがちょっと愛嬌があります。

人は、誰でもなのかもしれません、もう一度覚りから突き放されるのです。
一來という文字のように、もう一度戻るような状態です。
けれども、覚りが消えたのではなく、
このような人たちでも世俗には決して迷うことはありません。

真実の尊厳を一度でも知っているなら、偽物にはもう迷わないのです。
この状態は、例えば「歎異抄」の第九章の唯円にも示されています。
「踊躍歓喜のこころおろそかにそうろうこと…」
と唯円は言っていますが、感動が失せたものの、仏道においては迷いはありません。
あの踊躍歓喜は、記憶にまざまざと残っているからです。
けれども、それが記憶であるかぎり、唯円を感動させないのです。
感動は唯円を超えて、そして唯円を浮き彫りにしてくれたのですが…。
唯円は、自分で感動する状況を忘れているのです。
実は、覚りも感動も、我々の思いを超えた体験です。
それは記憶のような人間の内面的な、狭い状況からは生まれないのです。
歎異抄の第九章では、師の親鸞がとつとつと語って聞かせます。
それは「如来の行」というものを、諄々と語るのです。
それはいわば、仏道の分厚な伝承の歴史成果を諄々と語ったのです。
ずばり親鸞が語ったものは、如来の行そのものでした。
つまり他力の仏道の、連綿たる歴史の事実を語ったのです。
そういう歴史との出遇いで、人は自らに仏道の流れを回復するのです。
そこに、深い生命観感動が沸き上がります。
一來とは、もう一度自らに歓喜を確認できるまでの短い期間を言うのではないでしょうか。

聞者・くりのみは、(寄り合い)(語り合い)を大事を大事にしています。
主宰・同人として参加している(寄り合い)を紹介します。

◇カウンセリング研究会【くりのみ】 *主宰しています。
◇「歎異抄」うたと語り合い     *同人として参加しています。
◇(願海庵)やさしい仏教塾     *同人として参加しています。

(寄り合い)の日程はコチラから。
     ↓
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/calendar/calendar.htm

★夕方、東京に戻りました。
 東名、首都高速、随分混んでいました。

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不便も良いものです。

2016年03月17日 21時39分53秒 | 日乗
伊豆稲取の生家に滞在中。野暮用&草刈です。テレビなし新聞なしの生活です。世間のニュースが耳に入らないのも良いものです。大正、昭和時代に活躍した浄土真宗の有名なご僧侶のエピソードを聞いたことがあります。そのご僧侶。毎朝、おつきの方に新聞の見出しを読ませ、あとは、聖典を繰り返し読む毎日だったそうです。魅力的な生活ぶりだと感じます。
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伊豆稲取に滞在

2016年03月16日 21時02分21秒 | 日乗
朝から、生家の裏の野草園の草とりです。夕方、見高入谷高原温泉に出かけました。平成国際大学の若者と一緒に入浴。今年の箱根駅伝は、大学選抜で一人選ばれたそうです。大学としての出場はハードルが高そうですが健闘を祈りたいと思います。
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帰省

2016年03月15日 21時16分23秒 | 日乗
本日、夕方、伊豆稲取の生家に帰りました。いつもの、草刈&墓参です。夕食前、見高入谷高原温泉に出かけました。平成国際大学のマラソン部の大学と一緒に入浴しました。箱根駅伝の予選会の突破を目指しての強化合宿の由。健闘を祈りたいと思います。
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