1月から【くりのみ会】のテキストとして予定している一冊を読んでいます。
『やさしいカウンセリング講義』古宮 昇 著 創元社
カウンセリングの勉強をしたい方には、ぜひお勧めの一冊です。
「聴くこと」に関して、次の一文を拾いました。
ロジャースは、聴くことはけっして「感情を正しく言い返すテクニックを使う」というようなことではなく、カウンセラーのことを「真っ暗闇の森を来談者とともに歩く仲間」とたとえています。カウンセラーが来談者に返す反応は、「わたしたちはいま一緒にいますか?」「あなたが歩いている方向はこちらですか?」と確かめるためのもので、それに対して来談者は「違います」と言うこともあれば、「そうです」ということもあるでしょう。
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