本日(4/20)午後2時~4時。
月例のカウンセリング研究会【くりのみ】親鸞コースでした。
ご参加は、7名(女性5名 男性2名)でした。
皆さん、一般の方々です。
会の内容は以下の通り。
*『教行信証・総序』音読
*『正信偈』 『念仏・和讃』 三淘でうたいました。
*井戸端(楽談タイム)
*『教行信証・証巻』天親菩薩の「浄土論」の文を音読
さて、井戸端では、
体調不良でこのところお休みをしていた広◇さんが、
念仏詩人・浅田正作さんについて話してくれました。
すみません。
不勉強者のボクは、浅田正作さんのことを何も知りませんでした。
帰宅後、早速PCに向かった次第。
浅田正作さんは、大正8年に松任市のお生まれ。
マア、当時は日本中がそうであったように、
(貧乏人の子だくさん)の時代で、
生家は貧しい農家だったようです。
出征・ソ連に抑留、昭和23年に復員。
結婚して浅田家に入りましたが農業だけでは食べていけず、
40歳過ぎてから鋳物工場で工員になってご苦労をされたようです。
お念仏の道は、養父と本誓寺の松本梶丸住職のご縁の由。
また、松本梶丸住職が発行される聞法会の案内に書かれている
八木重吉、山村暮鳥の詩に刺激され詩作を始められた由。
後年、大谷専修学院に入学、本誓寺の役僧。
作品は法蔵館より出版されていたようですが(絶版かな?)
来週にでも、国会図書館に出かけます。
念仏詩集『骨道を行く』1988/12/20
念仏詩集『続・骨道を行く』2004/1/30
ちなみに、「骨道」は、中国の僧・法顕さまの次の言葉がヒントになっています。
「沙河には悪霊、熱風多く、皆死に絶え一人も生命を全うするものはない。
上には飛ぶ鳥なく、下には走獣なし。
見渡す限り渡ろうとせん所を探すも何もなし。
死者の枯骨を道標にするだけ」
『続・骨道を行く』から、ひとつだけ拾いますね。
「聞光」
なるほどそうかと頷ける
このよろこびがあるので
この世のいのち終わるまで
私は
聞かしてもらう
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