法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

仏教・仏道との出遭い方

2020年06月12日 22時59分55秒 | 日乗

月曜日から木曜日まで、東伊豆町稲取に帰省していました。
本日、午前10時55分から、五日ぶりに「zoom念仏道場」を開催しました。
ご同行五名で、『正信偈』『懸け和讃』『回向』をうたいました。
その後、ボクから、「浄土三部経」と「法蔵物語」をお話しました。
井戸端。
数年前にご主人を亡くされた○○さん。
「独りになってみると、自分自身に眼が向くようになりました。これまでの価値観と違う価値観が出てきて、新しく学びが始まった感じがします」と。
また、数年前に大病を患った◇◇さん。
「主人は元気です。(笑) ただ、余命を宣告されてから生還してみると、○○さんと同じような気持ちでいます。価値観の変容も感じられますし、独りということを実感しています」と。
昨今、仏教・仏道と言いまと、葬儀・法要を連想する方々が多い風潮です。
また、伝統宗教・宗派宗教のしがらみのなかでの理解の方もいます。
またまた、無宗教・無関心が先進の生き方だと理解して方もいます。
里村専精の言葉。
「仏教は 人間学  仏道は 人間道」
大事にしている言葉です。
ボクは、所謂、宗教臭・抹香臭(比喩的表現)から離れて、「素な自己に出遭う」ことをテーマにした学び合いを大事にしています。
具体的な「行」は、聖典の読誦・音読と井戸端(エンカウンター)です。
今月から、カウンセリング研究会【くりのみ】の再開準備をしています。


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