法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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グリーフケアー???

2017年06月14日 21時28分08秒 | 日乗

先日、【くりのみ会】お仲間のMさんとの話題。

最近、ケアーといった言葉が、巷で多いですネ。
例えば、「グリーフケア」。

「グリーフケア」をWEBで調べてみますと…

近しい人と死別した人が悲嘆(グリーフ)から立ち直る過程を支援する取り組み。
1960年代に米国で始まったとされ、その後、欧州に広がった。
日本では2005年に起こった西日本旅客鉄道の福知山線脱線事故を機に一般に知られるようになり、
医療機関や市民グループなどで実施されている。
子どもや親、配偶者、友人など身近な人を亡くすと、
人は様々な心理的・身体的症状に見舞われるが、
徐々に故人の死を乗り越え、新たな環境に適応していく。
グリーフケアではこの過程に寄り添い、
相手の感情や行動を認め、親身に話を聴く姿勢が重要とされる。
出典:朝日新聞社 知恵蔵


ボクは、アメリカ型の発想・アプローチにいつも疑問を持っています。
「ケアー」について言えば、
「ケアー」をする側と、される側を区分します。
要は、「分別」が優先しますネ。
ボクは、仏弟子ですから、このような発想・活動を支持しません。

日本の文化(仏教の教え)の中に、
昔から、49日間には七日七日の法要がありました。
更に、年回法要もあります。

「ケアー」等の横文字・カタカナを使わなくても、
日本人は「支え合う」智慧をもっていたと確信しています。

この頃は、
葬儀をしない、
一日葬、
繰り上げ初七日
etc

日本の伝統を無視した取り組みが進行しています。
残念なことです。

アメリカ流の知識・分別心に浸食され、
日本の智慧が破壊されている現状が、本当に心配になります。

アベ某氏のやっていること。
口では、「美しい日本」などとほ声高に煽りますが、
実際は、「美しい日本」を破壊してアメリカ型市場原理へ舵をきっているということです。




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