厳戒体制

週一回のスクールカウンセラーの仕事に出かけた。
予想より気温も上がらず気持ちの良い朝だったので、JR信濃町から神宮外苑を横切って青山方面に歩いた。

写真のように、高速道路からの出口は、サミットに向けての厳戒体制である。
正直のところ、あまり気持ちが良くない。というよりも、反発感のようなものを覚えた。

外苑周辺の様相をスケッチする。
朝８時である。
野球、テニス、ゴルフ、ランニング、サイクリング、柔軟体操等々と平和にスポーツを楽しむ人がいる。
落ち葉の清掃、通勤で早足の人もいる。
ただただ、目的もなく歩き回っているような高齢者、ベンチに寝転ぶ浮浪者のような人もいる。
そんな平和・平和惚けの中での厳戒体制。
本当に不思議・不思議である。

で、そんな世界を見たり感じたりしながら、大惚けしながら仕事場に歩く私を楽しんだ。

そうは言うものの、知らず知らずに日本国も「自由」が奪われ、管理・監督されていく危機のようなものを感じ、肌寒い感じがしたものだ。