法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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野間宏×三國連太郎 『親鸞から親鸞へ』

2016年09月19日 21時11分23秒 | 日乗

三國連太郎は、伊豆蓮台寺(現在は下田市)の旧制の豆陽(トウヨウ)中学校中退。
新制では、県立下田北高になります。
ボクの母校。
マア、何の関係もない20年前の先輩ではありますが、
三國の映画は関心をもってきました。

1986年(昭和61)。
三國連太郎初監督作品「親鸞・白い道」が制作されました。
当初、日本では、あまり評判がよろしくなかったようですが、
「カンヌ国際映画祭」で審査員特別賞を受賞してから、国内の評価も良くなったようです。

30年ほど前になりますネ。
公開して直ぐに映画館に足を運びましたが、
(あまり面白くない)(暗い)感想をもちました。
鎌倉仏教ついても、親鸞さんについても勉強をしていませんでしたので、
当然のことかもしれません。(笑)

『親鸞から親鸞へ』現代文明へのまなざし
三國連太郎×野間宏
藤原書店
1990年12月31日 初版第1刷発行
2013年6月20日  新版第1刷発行

本書は、「カンヌ国際映画祭」受賞直後の1987年の両氏の対談をまとめたもの。
編集者の「後記」によりますと、
対談後、三年かけて両氏は朱を入れた推敲を重ねて出版にいたった由。
本書が出来上がって2週間後に、野間宏は末期ガンで亡くなっています。

映画を見た後に、本書を読んではいるのですが、
どちらもボクにはお手上げでした。

四半世紀後の(いま)。
【くりのみ会】で、『教行信証』の音読を進めたり、
『歎異抄』の勉強もしています。
少しは土台もできたでしょうか!

学習会の仲間と一緒にDVDの鑑賞と、再度の読書をしてみようと思います。

コメント
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