法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

「美しい国 日本」て何だろう?

2006年09月30日 22時42分13秒 | 日乗

今日、多聞塾に出かけた。

講師は、○○先生。
現在、ある宗派の伝道師である。私より、3歳くらいお若い方であった。

 ○○先生が、お若い頃のエピソード。
人生の目的を考え旅にでた。
日本国中をヒッチハイクして回った時のこと。
道路で、手を挙げると、大型トラックがすぐ止まってくれる。
運転手さんが、「若者(○○先生のこと)腹は空いていないか」と聞いてくれ、すぐ食事をご馳走してくれトラックにものせてくれた。そして、「ヒッチハイクなど早く止めて、しっかりした仕事(定職)に早くつきなー」と説教もしてくれた。そんな時代であった。4

40年前、日本のどこでも目にした風景である。

いまは、ヒッチハイクする若者も見あたらなくなった。
トラックの運転手さんにしても、物騒な?日本では、気軽にヒッチハイクする若者を乗せるのにも、尻込みするような物騒な時代に落ちぶれてしまった。

物騒な事件は多いし、治安も人心も悪くなってしまったのだ。

新しい総理大臣のキャッチフレーズは、「美しい日本」とのことだが、富士山はゴミだらけで世界遺産にも登録されないと言うし、凶悪事件は多発するし、政治家や官僚の不祥事は続発する。さて、どんな国づくりをしようとするのであろうか!

わくは、日本の「自然美しさ」と「心の美しさ」を、政策実現の眼目にしてもらいたいものだ。

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