お嫁入り

昔から紫という色が好きだったんですが、
洋服で使うときは、ちょっと難しい　

でも着物では格調高い色のひとつ

以前大丸のリサイクル着物販売で、手に入れたアンティークのお召し↓


アンティークにしては裄もまああるので、
身丈は短いけれど、最悪つい丈で着ればいいさと
思い切って購入しました

でも実は
つい丈で着るには、裾が床についちゃう



じゃ、少しでもおはしょりをとろうとすると、

腰紐が完全に出ちゃいます



つまり
私には
着られない

ショック

だからと言って
このまま箪笥の中に閉まっていては
着物が可愛そう

だれか、似合う人に着て欲しいな

それは・・・
竹久夢二の描く美女のように
はかなげで物憂げな雰囲気を持つ日本女性・・・

いたっけ・・・・？





いたっ



中身は別として




少なくとも見た目、超似合いそうな美女
色白で華奢、小柄な体・・・


着物に全く関心が無いわけでは無い人。


もともとファッションセンス抜群で、
多分ハマれば、絶対着物を大好きになる人

かえる・・・だ。

というわけで、
かえるのところへ
お嫁入り決定

昨日、ゆずの木で
おもむろに風呂敷から取り出して、事情を言うと、
ものすごく喜んでくれた

実は着付けの本も数冊持っているらしい

「帯、どんなのが良いですかね～
早く着たい～」と

これをきっかけに、着物の魔力に囚われつつある様子。

着物普及＆布教協会の一員として、
これほど嬉しい事はありません。

かえる～、
あおちゃん、ぽこちゃんも着物好きになってくれるといいね。
もちっと時間が経って、お互い落ち着いたら、
着物着て、骨董市とか色んなところ廻ろうね～

何だかまたひとつ
楽しみが生まれました