栄ちゃんの四国霊場巡り・・・25番霊場 津照寺(しんしょうじ)
(四国25番霊場 津照寺(しんしょうじ) 09/07/03)
(四国25番霊場 津照寺(しんしょうじ) 09/07/03)
(四国25番霊場 津照寺(しんしょうじ) 09/07/03)
(四国25番霊場 津照寺(しんしょうじ) 09/07/03)
出典:四国ネット・・・25番霊場 津照寺(しんしょうじ)
室戸岬から海岸沿いを六㌔ほどゆくと町中に小高い山があり、その山上に本堂がある。
参道右に大師堂と本坊。本堂へは百八の急な石段があり、ご本尊は大同二年、弘法大師が巡錫されたときに刻まれた延命地蔵菩薩。
秘仏で拝観はできないが、海上の安全と火難除けの霊験あらたかという。慶長六年十月、国守の山内忠義は室戸岬を航行中、突然暴風におそわれた。
そこへ大僧があらわれて船の楫をとり、全員無事、室戸港へ避難することができた。港につくと僧の姿が見えないので後を追うと、津寺の本堂の中へ消えた。
ご本尊を拝したら、全身潮でびしょぬれで、それ以来揖取地蔵とよばれ、多くの船人から信仰されるようになった。また、寛保二年の大火の時も、ご本尊が僧の姿となって、人々を避難させたという。
境内に立つと眼下に室戸港がある。野中兼山の部下一木権兵衛が難工事の築港を命じられ人柱となっており、参道沿いに一木神社としてまつられている。