一条家に仕えていた「後藤基清」。同じく中原政経も仕えていた。
この基清の息が「太田基連」で、三善康信の猶子となり、康連の兄弟となった。
康連兄弟には乗明がいる。
が、この基連、もしかすると乗明の姉と結婚した「常忍」なのではないだろうか?
とんでもない発想かも知れないが、常忍はなぜか「播磨守」と書かれていた。
日蓮の乗明宛の手紙によると「貧乏をしている常忍」がそうであるはずはないのだが、「播磨守常忍」と古文書や後世の記述には書かれていた。どこかでその「播磨守常忍」を目にしたからだと思う。
後藤基清は七年間播磨守でもあった。
そして、後藤氏の先祖は斎藤氏と藤原秀郷流とどちらにも関係している。
中原氏も同様と思われる。
立ち位置が似ている。
そしてもう一つ、後藤氏に後藤祐乗という人物がいて「後藤氏は鋳造との関わりが深く、金工家の後藤祐乗を生みました」と本にあり、また、本阿弥氏とも婚姻関係もあるところも似ている。江州中原多賀氏も本阿弥氏と婚姻関係がある。
https://books.google.co.jp/books?id=IwJODwAAQBAJ&pg=PA31&dq=%E5%BE%8C%E8%97%A4%E3%80%80%E7%A5%90%E4%B9%97&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwi90PzOsLDnAhXR62EKHWWqC0sQ6AEIUzAG#v=onepage&q=%E5%BE%8C%E8%97%A4%E3%80%80%E7%A5%90%E4%B9%97&f=false
後藤祐乗は「乗」という通し字を使っている(後藤祐乗以降と思われるが)点が「乗明」を意識しているかもしれず、もしかすると太田基連=後藤基連が乗明なのかもしれないとも思う。
ともかく、関係がありそうな後藤氏!なので注目している。
もう一点、作州三星城 後藤氏と共に小堀氏が出てくる! ここでも近くに後藤氏がいることになっている。
https://books.google.co.jp/books?id=iRy9Yw6J3WIC&pg=PP357&dq=%E5%BE%8C%E8%97%A4%E3%80%80%E4%B8%89%E6%98%9F%E5%9F%8E&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjIjZO3h7DnAhXKLqYKHT7UCH8Q6AEIKTAA#v=onepage&q=%E5%B0%8F%E5%A0%80&f=false