30年前
「札幌出身です。」と言った際に「熊いるんじゃない?」と言われてなんだかムッとした記憶がある。
ここ何日間、集中して住宅街にお出ましのヒグマ。
つまり、現在は「熊いるんじゃない?」が現実となってしまい、ゴミを捨てに行ったり、ちょっと牛乳を買いに…と云う時にも、一応の覚悟が必要なのだ。
スマホですぐに音が出るようにしたり、リュックの中にカラのペットボトルを入れ、いざという時にはベコベコと音をさせよう…と想定したり、(効果があるとは限らないのだが‥)用意をして出かけている。
夜に帰宅する際は、バス停から自宅までの10分くらいの間に襲われても、きっと誰にも気が付いてもらえないのでは…と心配になる。(熊には限らないが)
人気も少ないし、車もいつも通っているわけではない。
今年は、熊が住宅街に出ている率が高い。
どうも、どんぐり不足・くるみ不足、が原因にあるらしい。
スプレーが効くとは聞いても、4-6mまで近寄ってきてからの噴射という事で、リスクも伴うし、落ち着いて噴射できないかもしれない。
私もあわててしまい、自分の顔に噴射する可能性だってある。
熊は冬眠するためにはたくさん食べて満腹にする必要があると思うが、最近は冬眠しない熊も増えているとか?
冬は冬で、鹿が群れでやってくるため、それも緊張…はぁ~
動物は好きだが、野獣となると別なのだ。
こんなことに敗けない自分を造らなくちゃいけない時代がやってきたのだろうか。