日照権侵害の合わせ技

文京区役所が入っている駅前のシビックセンターには、２５階に展望室があった～

高層の建物の日陰は、時間帯によっては相当離れた所まで伸びるのですねぇ～



近隣に高層のマンションが建って、自宅がマンションの日陰になった。
でも、１日のうち、数時間の事だし、お互い様だからと我慢した・・・


すると、また近所に高層のマンションが建って、日の当たる時間がさらに数時間減ってしまった。
でも、時代の流れだから仕方がないと受け入れた・・・


さらに数年後、自宅の南側にまた高層のマンションが建つことになってしまった・・・・・
しかし、今度はどうしても受け入れられない。



このマンションが建ってしまったら、自宅に全く日が当たらなくなってしまうからだ・・・(^_^;)



プライムメゾン初台が建った事で、近隣には終日日照に恵まれないお宅が出来てしまった～


本郷４丁目計画の現場でも、そんな気の毒なお宅が発生してしまうようだ・・・



ひとつひとつの建築計画を見れば法律に違反していないので、これ以上近隣の日照権に配慮する必要などないと相手にしてもらえないのだが、『諦めろ』と言われても、やっぱり無理だ・・・



近隣の比較的日照に恵まれているお宅が「ウチにもっと日陰が出来ても構わないから、敷地のもっとこっち側にマンション建てて、そっちのお宅にもうちょっと日が当たるようにしてもらえないでしょうかねぇ・・・」などと提案したところで、商業地域と住居地域の境界線が敷地の中にあったりすると『そっち側にマンション建てたら１４階建てに出来ないからダメ～』っと全く相手にしてもらえなかったりするから悲しい・・・


朝晩と違い、昼の太陽はとても高い位置にあるので、すぐ近くに７～８階位のマンションが建ってもお昼時だけはかろうじて日照を確保出来たりするのだが、１４階建てになってしまうとさすがにちょっと無理なのだ・・・


商業地域と住居地域の境界線が通っている敷地には少々高さ制限を与えていただいて、２階建て、８階建て、１４階建て位で徐々に建物の高さが変化していく街並みになって欲しいもんだ・・・