「ダメです、危ないです」と警備員が大声で呼んでた。
警備員の声の方向に視線を移すと、
商業施設の立体駐車場の車用通路、スロープを歩く2人のお年寄りがいた。
警備員「ダメです、危ないです」
お年寄り「・・・」
聞こえないのか、無視してるのか、お年寄りは歩き続ける。
警備員が近づいて、大声で
警備員「ダメです、危ないです」「どこに行くのですか?」
お年寄りは、やっと立ち止まって
お年寄り「5階」
警備員「ここは車用の通路です」「エレベーターを使ってください」
お年寄りが、5階までスロープ、坂道を上るのはきついと思うけど、上るつもりだったのでしょう。