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日記(11.29)コラム「高千穂の事件」

2018-11-29 07:36:00 | 日常
11月29日  (木曜日)

神戸新聞のコラム
 
山本周五郎の短編時代小説「しじみ河岸(がし)」に、
町奉行所に勤める男が晩秋の枯れ草を眺めて、
つぶやく場面がある。

「おまえたちは見ていたんだ」

~~~~~~~~~~~~~
◆堀端の空き地で起きた殺しを調べているのだが、
 真相はつかめない。
 そこで惨劇を見ていたはずの雑草たちも寒さに縮こまって沈黙するのみである。
 おまえに口があれば何があったかを話してくれるのにな、と


◆昨日、ブルーシートに覆われた事件現場の写真を見ながら
 同じ思いにとらわれた。
 山あいの静かな集落で何が-。
 
 どの新聞、テレビも似た常とう句を並べているのは、
 分からないことがあまりに多いからだろう。

◆事件は「神話の里」として知られる宮崎県高千穂町で起きた。
 3世代が暮らす農家で、
 何者かに殺害されたとみられる6人の遺体が見つかった。

 その家の42歳の次男は3キロほど離れた川で亡くなっていたという。

◆家族間のトラブルも伝えられるが、それだけではとても説明できない。
 再び写真に目をやれば、田んぼの稲が刈り取られ、
 枯れ草色に染まったのどかな風景がある。
 「何を見た」。
 問いかけてみても答えはない。

◆犯人はわずか7歳の女児をも手にかけている。
 照れ屋さんで、最近は自転車に乗る練習をがんばっていたそうだ。
 むごい。その一語に尽きる。
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★むごい殺傷事件だなあ~!みんな死んでしまっては動機も不明だ。
 高千穂峡といえば19歳の夏に初めて行った場所だ。
 静かでのんびりした綺麗なところであった。
 その後2回ほど訪れたが。どんどん観光地化していった気がする。

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