1月20日 (土曜日) 曇り
曇り空の下、普段と反対周りで散歩に、少し景色が違うなあ~!
大きなドングリの実がカラカラになって落ちている。
田んぼの中に立つ木、夏は小鳥の住み家だが、今はカラスの休み処になっている。
夏に伸びたカヤ?らしき、枯れ木が背高く覆っている。
~~~~~~~~~~~
ハクモクレンの蕾も少し膨らんだ!
===========================
新聞コラムに
漢字クイズで何度か見た「零余子」、
さて何と読んだか。正解は「むかご」、
山芋の葉のつけ根にできる丸い肉芽だ。
いわば山芋の赤ちゃんで、ゆでるもよし、炒めるもよし、
零余子飯もまたいい秋の味覚である。
▲古川柳に「むかごから蒲焼(かばやき)までの憂苦労(うきくろう)」
というのがある。
~~~~~~
誠に是れは思掛けないことで、
何うもその死んだ七兵衞殿のお引合せと仰しゃるは御尤もなこと、
実は私わしの忰山之助と申す者と三年前から巡礼を致して、
長い間旅寝の憂苦労うきくろうを重ね、
漸ようやく今日仇あだを討ちましたが
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
~~~~~~~~~~~~~~~~
昔は山芋が変じてウナギになるという俗説があった。
料理屋で出てきた蒲焼きを見て、
むかごが山芋になってこうなるまでには
さぞや苦労があったのだろうなというわけだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲むかごはやがて新たな山芋になるが、
このような種子によらぬ繁殖を栄養繁殖という。
山芋がウナギになったり、ウナギの体の一部が別のウナギになったりしたら、
どんなにいいだろう-->ウナギ好きならそんな夢を見そうな昨今だ。
胚・種子を経由せずに根・茎・葉などの栄養器官から、
次の世代の植物が繁殖する無性生殖である。
カランコエやイチゴなどもそれにあたるらしいが・・詳しくはわからない?
~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲むろん先日から話題になっている
ニホンウナギの稚魚シラスウナギの空前の不漁 のせいである。
養殖で育てる稚魚を取るこの季節の漁で、
各地から伝わってくる漁獲量は前年同期比で1%とか、2%とかいう
数字だから話にならない。
▲春の漁期も不漁が続けば、ことは蒲焼きの値上がりだけですむまい。
すでに絶滅危惧種となっているニホンウナギである。
国際取引の規制を心配するよりも何よりも、
絶滅の回避へ実効ある資源保護の手立てが待ったなしで迫られる。
▲ウナギ好きにはなんともつらい話だが、
それも近年の稚魚の急減に手をこまねいていた結果ともいえる。
おいしい蒲焼きがそうなるまでの「憂苦労」に、
もう少し早くから思いをめぐらすべきであった。
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曇り空の下、普段と反対周りで散歩に、少し景色が違うなあ~!
大きなドングリの実がカラカラになって落ちている。
田んぼの中に立つ木、夏は小鳥の住み家だが、今はカラスの休み処になっている。
夏に伸びたカヤ?らしき、枯れ木が背高く覆っている。
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ハクモクレンの蕾も少し膨らんだ!
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新聞コラムに
漢字クイズで何度か見た「零余子」、
さて何と読んだか。正解は「むかご」、
山芋の葉のつけ根にできる丸い肉芽だ。
いわば山芋の赤ちゃんで、ゆでるもよし、炒めるもよし、
零余子飯もまたいい秋の味覚である。
▲古川柳に「むかごから蒲焼(かばやき)までの憂苦労(うきくろう)」
というのがある。
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誠に是れは思掛けないことで、
何うもその死んだ七兵衞殿のお引合せと仰しゃるは御尤もなこと、
実は私わしの忰山之助と申す者と三年前から巡礼を致して、
長い間旅寝の憂苦労うきくろうを重ね、
漸ようやく今日仇あだを討ちましたが
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
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昔は山芋が変じてウナギになるという俗説があった。
料理屋で出てきた蒲焼きを見て、
むかごが山芋になってこうなるまでには
さぞや苦労があったのだろうなというわけだ。
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▲むかごはやがて新たな山芋になるが、
このような種子によらぬ繁殖を栄養繁殖という。
山芋がウナギになったり、ウナギの体の一部が別のウナギになったりしたら、
どんなにいいだろう-->ウナギ好きならそんな夢を見そうな昨今だ。
胚・種子を経由せずに根・茎・葉などの栄養器官から、
次の世代の植物が繁殖する無性生殖である。
カランコエやイチゴなどもそれにあたるらしいが・・詳しくはわからない?
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▲むろん先日から話題になっている
ニホンウナギの稚魚シラスウナギの空前の不漁 のせいである。
養殖で育てる稚魚を取るこの季節の漁で、
各地から伝わってくる漁獲量は前年同期比で1%とか、2%とかいう
数字だから話にならない。
▲春の漁期も不漁が続けば、ことは蒲焼きの値上がりだけですむまい。
すでに絶滅危惧種となっているニホンウナギである。
国際取引の規制を心配するよりも何よりも、
絶滅の回避へ実効ある資源保護の手立てが待ったなしで迫られる。
▲ウナギ好きにはなんともつらい話だが、
それも近年の稚魚の急減に手をこまねいていた結果ともいえる。
おいしい蒲焼きがそうなるまでの「憂苦労」に、
もう少し早くから思いをめぐらすべきであった。
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