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日記(1.26)記事

2016-01-26 18:44:32 | 日常
1月26日   (火曜日)  晴れ

とても冷え込んだ朝。動きたくない・・・
どうしても寒い冬はだらしなくなる。時間が無駄に過ぎる様に思う。

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毎日新聞の余禄にあった記事

その長距離トラック運転手は仮眠を取る時、車内の寝床を使わない
寝過ごして到着が遅れてしまうおそれがあるからだ。

ハンドルの上に両足を乗せ目を閉じる。
こうすればやがて体がしびれ、必ず目が覚める。疲労はたまる。

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本紙で10年前、格差社会をテーマに連載した記事の一コマだ。

規制緩和による運賃の自由化や営業区域の撤廃が進み、
業界の競争が激烈になった ことが背景にあった。

記事を読んだ路線バスの運転手から投書が届いた。
自分も同じだという。

トイレの時間もままならず、もしもに備えて成人用のおむつをつけて運転する

合理化に加え、参入規制が緩んで他社との競争が激しくなり、
過重労働に拍車がかかっていた。

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15人が死亡したスキーツアーバス転落事故で、
バス会社の安全軽視の姿勢が批判されている。
事故を防ぐ機会は何度もあったのではないか。
業界の規制緩和の流れを振り返ると、そう思えてならない。

バブル崩壊後、財政負担の少ない景気回復策として規制緩和が注目された。
規制に縛られ、自由な競争が妨げられてきたのは事実だ。


一方、緩和の弊害を心配する声もあった。
例えば2002年、政府の中に対策を話し合う検討会ができた。
だがすぐに立ち消えになる
委員の一人は「もっと議論すべきだった」と悔やんでいた。

長距離バスの度重なる事故で規制強化の流れが生まれていたが、
安全監視態勢の整備はおろそかにされた。

経済再生のかけ声のもと、光がつくる影に目を向ける人は少なかった。
参入の審査を厳しくする動きがようやく出ている。

それでも大学生たちの命を取り戻すことはできないのだ。

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