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日記(6.27)コラム「六八九トリオ:悲しみの琴線」

2018-06-27 12:01:55 | 日常
6月27日(水曜日)  晴れ

デイリー東北のコラム天鐘に

『上を向いて歩こう』が米国のビルボード・ヒットチャート1位に輝いたのは
 1963年。もう55年も前のことになる。

 世界の人にこれほど愛されている日本の歌はないだろう。

▼作詞が永六輔、作曲は中村八大、歌手が坂本九の〝六八九トリオ〟

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61年に売り出され、英国でジャズ風の
SUKIYAKI』に編曲されると
10位入り。
米国の反応は薄かったが九本人の歌唱で火が付いた。

▼63年6月に3週連続1位の歴史的快挙を達成。
 瞬く間に世界の大ヒット曲になった。
 
 だが、子供の耳にはウヘッフォムフィテって
 な歌い方」

 としか聞こえなかった。
 そんな歌に違和感を覚えた人も多かったようだ。
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▼六輔も最初耳を疑ったとか。
 八大に「歌手を変えて」と訴えたが、却下された。
 実は「言葉足らずだった歌詞を
 
 お母さんの三味線で育った九が邦楽の歌い方で埋めてくれた
 (隈元信一著『永六輔』)のだ

▼トリオの誰もヒットするとは思わなかった。
 だが、補い合うことで〝悲しみの琴線〟に触れた。

 歌曲風に朗々と歌うのではない。
 悲しみに打ち拉(ひし)がれた時、思わず唇からこぼれる、
 世界の皆が求めている歌だった。

▼日航機墜落事故で父の九を失った大島花子さんが、
 16日に八戸市で「歌があれば悲しみの底でも生きられる」と講演。
 大阪の地震に富山の発砲事件、世界では紛争が絶えない。
 歩きながら歯を食いしばって口ずさめる歌がないと。
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