2025 3月29日 (土曜日) ②
雲って・寒い!こんな日は何故か心も沈む。
==============
コラムに
「いいね」の数を競うSNSも携帯電話もまだない時代だった。
たった一人の肉声がもたらす幸せを詠んだ短歌がある。
〈「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日〉。
歌人俵万智さんの出世作である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲第1歌集の「サラダ記念日」には、こんな1首も見える。
〈「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ〉。
生きづらさが垂れ込める昨今、共感を返してくれ、救われる存在は恋人には限るまい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲国連が先日まとめた2025年版「世界幸福度報告書」で、
幸せを左右する要素を取り上げている。
その一つが、
誰かと一緒に食事を取ることだった。
食卓を囲む機会の多い人ほど、生活満足度は高く、
否定的な感情が少なかったという。
===========================
▲「おいしい」も「幸せ」も自分一人きりだったら、
それほど口にすることはない。
顔を見合わせ、言える相手が欲しい。
それも相づちを打ってくれる相手なら、言うことはない。
いっそう同じ心持ちになれる気がする。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲国連の報告書は、単身世帯の増加と高齢化が相まって、
一人きりの食事が増える日本や韓国の現状に触れている。
令和のコメ騒動といい、豊かな国のはずなのに食の風景は心細い。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2024年度の「世界幸福度報告書」データ図があった。

雲って・寒い!こんな日は何故か心も沈む。

==============
コラムに

「いいね」の数を競うSNSも携帯電話もまだない時代だった。
たった一人の肉声がもたらす幸せを詠んだ短歌がある。
〈「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日〉。
歌人俵万智さんの出世作である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲第1歌集の「サラダ記念日」には、こんな1首も見える。
〈「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ〉。
生きづらさが垂れ込める昨今、共感を返してくれ、救われる存在は恋人には限るまい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲国連が先日まとめた2025年版「世界幸福度報告書」で、
幸せを左右する要素を取り上げている。
その一つが、
誰かと一緒に食事を取ることだった。
食卓を囲む機会の多い人ほど、生活満足度は高く、
否定的な感情が少なかったという。
===========================
▲「おいしい」も「幸せ」も自分一人きりだったら、
それほど口にすることはない。
顔を見合わせ、言える相手が欲しい。
それも相づちを打ってくれる相手なら、言うことはない。
いっそう同じ心持ちになれる気がする。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲国連の報告書は、単身世帯の増加と高齢化が相まって、
一人きりの食事が増える日本や韓国の現状に触れている。
令和のコメ騒動といい、豊かな国のはずなのに食の風景は心細い。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2024年度の「世界幸福度報告書」データ図があった。


※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます