中さん

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日記(9.16)コラム「良い道具」

2018-09-16 10:35:57 | 日常
9月16日   (日曜日)  晴れ間がでた!

安室奈美恵の引退コンサートが沖縄で行われて
今日で引退。報道も過熱気味。
1996年仕事で長期出張でフィリピンにいた時
アムラー・アムラーと現地の若い人から聞かれたが・・なんのことだ?と戸惑った。
今にしてみれば芸能関連には全く情報興味もなかった時期だったなあ~。
現地で知った ”小顔・細まゆ・長髪・短パン・厚底靴”のかわいい子だった。
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同時期に安倍氏・石破氏のTV討論が行われている。
方針の内容は同じ様だが、やり抜く過程の違いが違うようだ。

少し晴れ間が出ている。
少し歩く。

なかなかオープンしないマーケット?
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秩父方面の山々には薄雲がかかる。

この地の路傍に彼岸花が咲き始めた。


青じその花もついた。

山梨のブドウをいただいた。

おいしそうだ!実がしっかりしていてグッドだ。
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【産経抄】16日
 プロゴルファーの青木功さんは、店頭のパターに一目惚れした。
 買って握ってみると、シャフト(柄)がやや長い。「切っちまうべぇ」。
 糸のこでグリップをまるごと切り落とした。
 グリーン上で腰をくの字に曲げる打法は、このパターから生まれたという(『勝負論』新潮新書)


 ▼切る。削る。おもりを付ける。
  手元のクラブがブランドものの逸品であれ、手になじむまで加工した。
  ショットを放つ瞬間、わずか1ミリのずれが、
  100メートル先では数メートルもの狂いを生む。

  道具を侮る者は、「いつかその道具に裏切られる」。青木さんの経験則である。

 ▼「時の人」が市販のラケットで偉業を成し遂げたと聞き、
  スポーツ用品店に急いだ若者も多かったろう。
  テニスの全米オープンを制した大坂なおみ選手である。
  残念ながら「市販」は誤報だったらしい。
  メーカー側が、「市販品とは異なる仕様でした」と訂正した。

 ▼大坂選手の飾らない人柄も手伝い、
  「市販」のニュースは胸に落ちるものがあった。
   メーカーによると重さにして「約2%」の差で、数グラムの違いとか。

   ペン以外の物を持ち慣れぬ身には雲をつかむような話である。
   トップ選手のみが知る、道具の重みがあるらしい。

 ▼〈能書は必ず好筆を用ふ〉と、
   空海の言葉にある。

   字が達者な人は、良い筆を使う。
  「弘法筆を選ばず」ではなく道具を選んでいた。
 
  
  次は自分も、と色めき立ったテニス愛好家には気の毒だが、
  誰もが同じラケットで手軽に強くなっては、大坂選手の立つ瀬がない。

 ▼将棋の故大山康晴名人は上達の秘訣を子供から問われ、
  「いい駒といい盤を持つこと」と答えている。

   いい道具を持てば手入れを心がける。
   上達への一歩だ、
と。
   「なおみ」を目指す子供たちの道しるべだろう。
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メモ)
本書で、青木功氏はゴルフの常識を覆すような発想を明かしています。
○不器用な人こそ上達する
 不器用な人は、すぐに人をまねたりせずに、
 自分の型を貫き続けるため、
 どんな世界でも根気よく不器用を続ける人は、
 自分の型で上達し、小手先が器用な人に勝つ力を秘めているそうです。

○目で盗んで“学ぶゴルフ”
 レッスンを受けたり、習うより、上手な人を見て、技を盗み、
 自分に合うか試してみることが、本当の自分の技になると、
 青木氏は述べています。それが強い型を生むことになるそうです。

○「人任せ」が最高の成果をあげる
 全てを一人で抱えこむより、信頼できる「他人」に任せる方が良い結果を生むそうです。
 一部ではなく、全てを任せることが大切で、その信頼が深いほど、
 自分の成果にも還元してくるそうです。
 プロゴルファーとキャディの関係のみならず、
 仕事仲間や夫婦、親子など、ビジネスや家庭にも通じるのではないでしょうか。
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日記(9.16)コラム「林冠経済」

2018-09-16 09:43:40 | 日常
9月16日  (日曜日)  曇り

長野県のニュース斜面15日

心優しいおじいさんと欲深なおじいさん。
善行を積んだ前者は「ここ掘れワンワン」でご褒美をもらい、
よこしまな後者はそれをまねてぼろを出し罰を受ける。
「めでたし、めでたし」で終わる勧善懲悪の昔話にはどこか安心感がある。
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◆10年前、世界を奈落に突き落としたリーマン・ショックの話は違った。
  いかがわしい金融商品を作って売買した米国の金融機関。
 「安全で高利回り」とはやし立て一時は大もうけしたものの、
  バブルが弾け大損害。世界じゅうのお金の流れをマヒさせた。
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◆強欲な企業でも影響が大きいから救わなければ一般市民がもっとひどい目に遭う―。
 そう言って米政府は税金を投入した。
 間もなく復活した会社の幹部は再び巨額の報酬を得て貧富の格差は広がるばかり。
 幹部が罰を受けることはなく、仕事を失った多くの市民に怒りが広がった。
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◆危機の真相に迫る映画でアカデミー賞を受賞した
 チャールズ・ファーガソン監督

"林冠経済”
と呼ぶ。
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 チャールズ・ファーガソン監督

 ブッシュ政権下のイラク戦争の対応を描いた

 前作『ノー・エンド・イン・サイト / No End in Sight』(日本未公開)で、
 アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされたチャールズ・ファーガソン監督が、
 現在行われているニューヨーク映画祭(N.Y.F.F 48th)に参加し、
 新作インサイド・ジョブ / Inside Job』(原題)について語った


 同作は、2008年に起きたリーマン・ブラザーズの経営破綻を含め、
 世界的な金融危機に陥った理由を、
 直接金融業界を代表するインサイダー、政治家、大学教授、
 ジャーナリストから聞き出し、単に理由の1つとされる。
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 サブプライム・ローン
 (通常の住宅ローンの審査には通らないような信用度の低い人向けのローン)
  空売り問題だけでなく、あらゆる観点からメスを入れた本格的な
  経済ドキュメンタリー作品になっている。
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 実際に、この世界的な経済不振にかかわったとされている
 金融業界のキー・プレイヤーに、
 直接インタビューを敢行しているが、チャールズ監督が映画を制作していることが、
 すぐに金融業界に知れ渡らなかったのか?
 
 この点については「もちろん、制作していることが知れ渡って、
 製作が中止なることを恐れてはいたんだ。

 ただ、それがマイナスになることもあったが、逆にプラスになることもあった。
 その1つが、ブッシュ政権下で大統領経済諮問委員会議長を務めた
 グレン・ハバードをインタビューしたときだった。
 彼とのインタビューは、かなり議論を醸し出す内容で、自分のしたことを恥じ、
 恐怖を抱いて、そのままほとんどの
 自分が招いた問題点を認めてしまうこともあったんだよ」と語った。
 チャールズ監督が他の金融業界のインサイダーにもインタビューしていることを知って、
 思わず話してしまった出来事もあったようだ。
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 林冠は森林上部の生態系。日光を受けて枝葉が茂り、
 光を遮られた下層と別世界を作る。
 一般の人々とつながりを失った一握りが富を独占する姿だ。

◆勧善懲悪がなく不満が積もった米国社会。
 その怒りは議会を動かし、
 政府による救済に足かせをはめた。

 バブルは後始末が次の芽となり膨らんでいる間は分からない。
 煩悩を抑えられないのは人の世のさが。
 強欲と怒りが新たな悲劇を生むのか。
 確かなのは割を食うのが弱者であることだ。

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★バブルは後始末が次の芽となり膨らんでいる間は分からない。・・か
 
 
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