中さん

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
kumagaya001nakanaka002

日記(9.5)ツユクサ

2016-09-05 10:36:39 | 日常
9月5日  (月曜日)   

<はねのように かるかったのか/あの はるかな ところから/おちてきて/
 よくも つぶれなかった/あおぞらの しずく…>。

詩人のまど・みちおさんが「青空の雫」とうたったのは、ツユクサの花である。

======================


===================
月草、蛍草、帽子草、蜻蛉(とんぼ)草に碧蝉花(へきせんか)…と、
ツユクサには実に多くの異名がある。

 澄んだ秋空のような花弁の青と、おしべの黄の鮮やかな対比。
 帽子や蜻蛉などの羽にもたとえられるかたち。
 万葉の昔から人々の目を魅了し、想像力をかきたててきたからこそ、
 な名を持つのだろう。


 ツユクサにすれば、魅了したいのはもちろん、人ではなく虫である。
 植物学者・稲垣栄洋さんの『身近な雑草の愉快な生きかた』(ちくま文庫)によると、
 ツユクサの六本のおしべはチームプレーの名手なのだそうだ。

 鮮やかな三本の黄色のおしべは、実はおとり。
 それにハナアブがひき付けられたすきに、
 地味な色で長く伸びた残りのおしべが花粉をしっかり付けてしまう。


 朝咲いて昼までには閉じ、はかなさを象徴する花だが、
 あれでなかなかしたたかなのだ。

 まどさんの詩はこう続く。

<…いまも ここから/たえまなく/ひろがっていく/なみの わが みえます/
  あの そらへの/とめどない/おもいなのでしょうか>

 ツユクサの花をじっと見つめていれば、そんな「空へのおもい」が、
 確かに見えてくるようでもある。
============================
★ より日陰の露のある場所に・・いつの間にかこっそり生えて咲く。
  引っ張ると軽い根の張りなのか全体が抜けるので少しかわいそうな気もするが
  花をじっくり見ることもなくなった・・この生き方を
  少し変えねばなあ~と
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日記(9.5) 記事

2016-09-05 10:09:44 | 日常
9月5日  (月曜日)   晴れ
今朝の収穫。秋ナスが美味しくなった。

ニラの花が満開。

新しい葉を出そうと切って待っていたら花が咲くのが早い! 
それにしてもニラは丈夫だ。
~~~~~~~~~~~
稲穂が5円玉の図柄の様になってきた。

”ノギ編”のかたちだ・・・
==================
いよいよ、止まっていた熊谷市内を通る第二北大通りの工事が
動きだした。2019年ラグビーWカップの開催前までには抜けるらしいが・・

================
新聞記事
「貴族派と庶民派の争いこそ…

 「貴族派と庶民派の争いこそ(古代)ローマを自由な国家として
 維持することになった第一の原因であった」と述べるのは
 ルネサンス期のフィレンツェの政治思想家マキャベリだ。

 彼はこうも記す・・・・
 「どの国でも二つの異なった気質−−
   一つは人民の気質、
   もう一つは力を持った人々の気質−−があり


 自由を促進する法はすべて両者の不統一から生まれるのである」。
 イタリア人政治学者サルトーリの「現代政党学」からの引用だが
 つまりマキャベリは後の時代の「政党」の役割を見通していたのだ。

ニッコロ・マキャヴェッリ

Niccolo Machiavelli(1469-1527)
イタリアの政治思想家・外交官
フィレンツェ出身。共和国政府の第二書記局長として軍政・外交に携わり、
ピサの反乱鎮圧に活躍。1512年、メディチ家の復権により共和政が崩壊して失職。
隠棲中に書き溜めた主著「君主論」をロレンツォに献上し、
メディチ政権への接近に成功。政治顧問・外交使節として重用され、
著作家としても評価を得るが、
皇帝軍によるローマ略奪が起き再び失脚、失意のうちに病死した。
政治を宗教的倫理と切り離した現実主義的な政治理論を創始した。


==============
 こちらは明治初めに英国議会を視察した
 岩倉使節団の久米邦武による政党政治の観察である。

 「英国文明が進展するのは、改進派の政府の時に一歩を進め、
  保守党の政府の時にこれを完全な形に仕上げて、
  自然に改良への方向に一貫性を保つ状況が生ずるからである」

  およそ民主的な政党政治の神髄は
  対抗する党派のダイナミックな相互作用を通して
  政治社会の発展をもたらすところにある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ならば野党第1党の役割の大きさは今さらいうまでもないが、
  民主党の下野・・この方、看板は変われども党勢の回復にはほど遠い民進党である。

  その代表選は当初、蓮舫氏の無投票当選かともいわれたが、
  前原誠司氏、玉木雄一郎氏との三つどもえとなった。
  ともかくも三者三様の「気質」を辛うじて示せたかたちだ。
  こと自ら党を率いるとの名乗りならば、もっと上がってもおかしくない
  崖っぷちの党である
  巨大与党と渡り合い、ダイナミックな相互作用を生み出せる
  リーダーシップの持ち主は誰か。
  国民から選択を委ねられた民進党代表選の有権者である。
~~~~~~~~~~~~~~
蓮舫氏が一歩リードと報道されてる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする