6月19日(金)氷川きよしさんのコンサートで、滋賀県・びわ湖ホールに行く朝、
一番、ややこしい雨が降っていた。
横に降る霧雨なので折りたたみ傘では、体全体、シャワーを浴びたようになる。
仕方なく長い傘をさして出かけました。
雨が降っていても、心はウキウキ5月の岡山コンサート以来です。
神戸駅から新快速電車、近江塩津行きに乗って大津まで大津駅からタクシーでホテルまで
到着すると会館前には、お行儀良く並んだ人だかり。
ああーまだ、きよしくんは到着されていない様子ラッキー
比較的、スペースが広いので、皆さんの後ろで待ちました。
10分ほど待っていると、ワゴンタクシーで、きよしくんが到着。入り待ちに遭遇してラッキーでした。
ホテルに荷物を預けて、友とロビーで待ち合わせ。ランチ
びわこホール入り口。綺麗なホールですが入り口までの階段がきつい~~
私にとって、5月の岡山コン以来なので、始まりの合図を聞いて胸が爆発しそうでした
一陣の風から始まり、さきほど入り待ちで拝見した素顔の、きよしくんとは全く違う人に見えて
凛々しく、スターのオ-ラいっぱいです
白雲の城。ああー荒城の秋が逝く~~のピョンと飛び上がるところが前にも増して凄い
着流しに早着替えをしてちょいと気まぐれ渡り鳥。
お隣に座ってらしたご婦人が「いったいどうなったの?」と袴姿から着流しに替わったときに訊かれました。
最初のご挨拶で「一年ぶりの琵琶湖へようこそ滋賀県は、コロムビアのディレクターさんの故郷
でそのディレクターさんがいなくなって淋しいですけど…コロムビアの一社員としてあれしてあれして…」と
説明されていました。「近江の鯉太郎は、シングルで出す予定だったのが、アルバムの中に収録されて
近江の鯉太郎が出来たときには、そのディレクターさんは、親孝行が出来たと喜ばれていました。」
昨年、琵琶湖へ来たときには、そのディレクターさんが会場へいらしてました。
西寄さんのナレーションで股旅演歌の名曲が続きます。
昭和35年の潮来笠。
昭和36年の沓掛時次郎。
沓掛時次郎~浮名の渡り鳥 橋幸夫
往年の銀幕スター、市川雷蔵さんの時代劇の主題歌です。
雷蔵さんは早くお亡くなりになられましたが大好きな人でした。
今年は戦後70年。氷川きよしさんがカバーした昭和の名曲が、160曲。凄いです
金ピカのジャケット姿で、昭和43年女の道。
関東春雨傘。昭和31年、月の法善寺横町。昭和35年の東京ブルース。
男の土俵を歌い終わって、四股を踏む姿が可愛いーーー
お着替えタイムの間のHKピュアリバーさんの素晴らしい演奏。
後明さんのバイオリンの演奏から始まるときめきのルンバのアレンジバージョン。
さすらい慕情のジャケ写の衣装から、白地にネイビーのグラフチェックの衣装になりました。
面影の都。純子の港町。(聴きたかったーーー15年前、神戸の文化ホールで
まだ当日券もあるころに歌った懐かしい曲です。)
きよしくん「この純子の港町があったからこのテイストで星空の秋子が出来ました。」
星空の秋子。あの娘と野菊と渡し舟。さすらい慕情。
さすらい慕情の最後の振り付けが変わりました。
振り向くだけではなくて、先日のNHK歌謡コンサートのときと同じように振り向いて、目のところに
人差し指をあてます。夏川りみさんが「振り向くとき、人差し指をあててポーズをしたら良いね。」と
アドバイスをしてくださって、生放送なので上手く出来るか?不安だったんですが、家に帰って録画を見たら
上手く出来てたのでコンサートでもしてみました。」
「この間の歌謡コンサートが好評だったのでまた、ポップスも歌ってほしいという希望があるんですが
FNS歌謡祭には出れなくて…芸能界には色々と、力の配分がありますので出れないんです。」
芸能界には、色々それなりに諸事情があるんですね。きよしくん、頑張ってください!応援しています
西寄さんが「前回のオリスタという雑誌の読者投票で、男性アーティスト、演歌界では
ただひとり、きよしくんがベストテン入りしました。」
すかさずきよしくんは「一位は?」
西寄さん「福山さん…」
きよしくん「福山さん、カッコいいもんなぁ~~。あんな風に生まれ変わりたい…」
私、個人的には、きよしくんのほうが、カッコいいですよ
ここからは、7月8日発売の、今回は、20周年に向けてまたがらりと変わり
新・演歌名曲コレクションーさすらい慕情ーのお話です。
きよしくん「九州恋慕情は、さすらい慕情に出ていなかった他の四県、大分県、宮崎県、佐賀県、熊本県などが
出てきて、結局、逢いたいひとは、いなかったんですよ。
阿蘇の~山並み遠くに見つめ~訪ねてきたよ~(とアカペラで)
岩手の石割桜。岩の間から咲く力強い桜。
きよしの大江戸千両纏は、明治座の、め組の辰五郎。歌の最初に台詞が出てきます。
男花。自分の今の心境をあれさせてもらって…(あれさせてもらって…よーーく分かります。)
ナツユキソウ。こちらは愛する女性を僕が守ってあげるからねという、結婚式ソングです。
ナツユキソウは 白い花~(こちらもアカペラで)
兄弟船。(アカペラで)
さざんかの宿。(透き通るような声の氷川節で歌ってくださいました。西寄さんと、曇りガラスを拭く仕草を
して爆笑させていただきました。)
リンゴ追分。(美空ひばりさんの物真似が大変お上手でした)
嫁に来ないか。(こちらもアカペラで)
愛の讃歌。(西寄さんとソシアルダンスを披露。滑稽で爆笑の渦でした。)
ボーナストラックの遠めがねは、松井由利夫先生が病床で最後に、一生懸命、ペンを持って
書いてくださって水森先生が曲を作ってくださいました。」
全てアカペラで歌ってくださいました。最高のアルバムになっています。
どこからあのような素晴らしい声が出るのか?もう感動でしたし、やはり、きよしくんは最高
発売日が楽しみです。
質問コーナーから「きよしくんのお父さんはどんな人ですか?」
きよしくん「一昨日、電話で「お母さんのこと愛してるよ」と言うと母は、「なん?もう一回言って!」
「愛してるよ!」というと母は「そうやろ!」と言いました。」
西寄さんが「きよしくんお父さんの話は?すぐお母さんの話になる…」
さすらい慕情のカップリング曲、昼は貝がら子守唄。夜は迷い子を歌われました。
哀愁の湖コンサートバージョン、クラシカル調に、ミュージカル風に熱唱、絶唱して
くださって鳥肌が立ちました。
ホテルの窓から撮った琵琶湖と、琵琶湖周遊のミシガン
きよしくん「琵琶湖のご当地でこの歌詞の情景が浮かびます。」
三味線旅がらす。大井追っかけ音次郎。番場の忠太郎。箱根八里の半次郎。
アンコール一緒節。きよしのソーラン節。きよしのズンドコ節。
今年のツアーは、趣向を変えながら楽しませてくださるのでとても新鮮に感じるコンサートです。
先日のNHK歌謡コンサートのポップスKIYOSHIのお話もしてくださって
西川貴教さんが、こちらの滋賀県出身で、西川さんの物真似も大変お上手でした
氷川きよしさんの股旅演歌はサイコーです
出待ちもしました車の窓を開けて少年のような笑顔で手を振りながらご挨拶してくださいました
このあと、大阪府八尾のコンサートで
大阪のラジオの生出演もお忙しい、きよしくんです。