驚異的な回転率、キャリア支援図書コーナー

キャリア支援図書コーナーの選書をすることになって、改めて貸出回数などを調べてみました。
（＃企画担当だから「通常」と異なるコーナー担当でいいのかはともかく）
面白いですね。簡単に文章で発表できそうなくらい。

・全体の回転率＝約3.8
　コーナー開設後11ヶ月。期間中、断続的に冊数は増加。
　これって、驚いていい数字ですよね？
　「学生選書」の本でも、そこまで行かない。

・貸出回数の80％はざっと半分のタイトルで実現

・貸出ゼロのタイトルは、20％ほどでしたか。
　(20前後の貸出不可タイトルを含みますし、数十冊のシリーズものはさすがに借りられないものもあるでしょう)

・貸出上位には、某TV番組のDVDのほか、冊子体では実用的な就活本や、業界案内が多かった印象。
　サインスタンドで自ら紹介した実用的ではない本が、冊子体部門3位に食い込んだのはパチパチパチ。

　＃ここで、顧客の求める品揃えにするのか、あるいは提案型の品揃えも加えるのか、考えると面白い。ただ、以前、キャリア支援課長さんに「就活コーナーじゃなく、キャリア支援なんです」と言っていただいたように、提供側にもポリシーはあります。

・貸出の多い分野を分析するのに、NDCは一顧だにしませんでしたよ。ほぼ2つの番号に大半が集まって、何が分類なんですかって。
　選書する機会に、選書すべき内容／分野を整理してみました。

・予算額が相対的に少ないので、何を入れるのかが問題。方向性は整理しましたが、具体的に見ていくといろいろ出てきますし。

・借りていただくのはうれしいですが、どれくらい役に立っているかは見えないんですよね。なんかイベントも交えられたらと思ってはいるのですが。