(続き)
■高大接続を見通したアカデミック・ライティングの授業構想(島根大学・田中)
○「アカデミック・ライティング」受講学生の意識 ◆
・漢字には強いが、慣用表現や読解表現に弱さを感じる。
・情報整理はできるが、考えを具体化し説明することは7割できない。
・構想はできるが、組み立てができない
○「書き手を育てる」◆
1)論理的に考える。思考方法。
2)適切に表現する。表現方法。
3)問題をとらえる。
調べれば分かることは課題ではない。研究に値する課題。
4)表現主体をどのように育成するか。(書くという責任。表現したことを振り返る)
○授業運営の考え方◆
・結論を与えない
・材料を与える
・過程や方法を共有化する。
・言語と文章を指導する
・活動させる。
■アカデミック・ライティングをどう組織化するか:「名古屋大学学生論文コンテスト」の事例を中心に(名古屋大・近田)
○問題意識
・学士過程での指導が弱かった。
・多人数の学生を対象にした支援は果たして可能か
○学生論文コンテスト
・2007~
・低年次生にアカデミックな文章を書く面白さを実感してもらい、、、
・コメントシートを応募者に返却、全文と公表をHPで公開。
Mei-Writing 日本語版 論理的に書く技法、原作 Paul W L Lai、編集・訳 近田正博
○応募論文に見られる課題
・先行研究の整理などは一定できる。
・素材を自分が扱える範囲の問いを限定し、論証するプロセスに課題。
○課題
○そこで、全学教育科目「学術論文の書き方入門」(2012~)
○アンケート調査
・サンプル数 124
○本発表の結論
・書く機会を提供したり、、、だけでは苦手意識は弱まらない
・書くべき主題をどのように設定し、論証するかのトレーニングが必要
(質疑)
・関大で初年次対象にプレゼンの授業を実施。主題を絞っていく難しさ
→テーマはすぐ見つけるが、大きすぎるとか適性度に課題
・協力部局など
→センターの予算で実施。商品としての文房具を会社からいただいたり。
■図書館ラーニングアドバイザーを活用した学部学生レポート作成能力の向上支援(信州大・郷原)
○教育・学生支援連携会議
○図書館での学習支援
・連携内容
初年次対象の2科目対象
図書館LAがサポート
・協同してシラバス作成
・教員によるFD(図書館LAと図書館職員) #ウチはないなぁ
○教員の感想や課題
「(LAの支援を受けた学生)全員が「。」を打っていた(感動)」というのも。
#ゆっくり聞きたかった
(質疑)
・その2科目の受講者数
→約40名ずつ
・学習支援センターを図書館に置かれた意味
→検討過程で、パイロット的にと。
#今更ですが、今の求められる図書館は、あなたのイメージする図書館とは違ってますよってことね ◆
■大学図書館でのSAによる学習相談の試行的実践:千葉大学アカデミック・リンクの事例報告(千葉大・竹内)
○本報告の問い
・学生同士の相互支援をどのように導くのか、どのようなシステムを整備するのか
○目的
・方向性を出したい
○アカデミック・リンクとは
・「考える学生の育成」
・①学習空間、②人的サポート、③コンテンツ活用
・「見る」「見られる」ことによる学習意欲の喚起
#ウチの国際コモンズでは、発表用のスペースは一応エリア入り口に設けたけど、そのエリア自体は「遠い」場所
cf)コンセプトビデオ
○概要
・3600平米
・プレゼンテーションスペース
・ブックツリーという「見せる」書架
・図書館付設型ラーコモ機能
#床はピータイルですね
・多様な学習環境の整備(静粛環境、G学習室、PC環境=無線LAN・iPad貸出、、、)
・学習支援:コンテンツ活用の支援。授業資料ナビ(授業ごとの参考文献リスト)
○「学習相談」の位置付け
・SA制度
2011~
院生も対象
・基本方針
○ALSAによる学習相談の試行
○試行の実施方針
○準備と検討課題
・20124月から本格実施
○試行の状況
・人数や学部
・平均40分
○試行から見えた課題と改善
○4月からの本格実施での変更点
○2012年度の現況
○試行から見えたSAによる学習相談の可能性
(質疑)
・本学では、大学院生のところには来るが、教員には来ないが
→「先輩(院生)から聞きな」と渡すことも。
・学生の満足度
→アンケートをしている。評価は高い。「鳥肌たっちゃうほど」とも。
■学生による学生支援の現代的意義:学生に対するインタビュー調査より(九大・小貫)
■佐賀大学におけるラーニング・ポートフォリオとチューター制度を活用した学生支援の実態(佐賀大・山内)
■島根大学教養教育改革の過程と全学共通教育の構築(島根大・鹿住)
■中国の大学における学生の自己管理能力形成と学生支援(名古屋大・呉)
○中国の大学における学生管理
○中国の高等教育
○自己管理と学生支援の矛盾の緩和
○自己管理能力形成における学生支援の課題
(総合討論)
◆情報メディア学会
業務体制
■高大接続を見通したアカデミック・ライティングの授業構想(島根大学・田中)
○「アカデミック・ライティング」受講学生の意識 ◆
・漢字には強いが、慣用表現や読解表現に弱さを感じる。
・情報整理はできるが、考えを具体化し説明することは7割できない。
・構想はできるが、組み立てができない
○「書き手を育てる」◆
1)論理的に考える。思考方法。
2)適切に表現する。表現方法。
3)問題をとらえる。
調べれば分かることは課題ではない。研究に値する課題。
4)表現主体をどのように育成するか。(書くという責任。表現したことを振り返る)
○授業運営の考え方◆
・結論を与えない
・材料を与える
・過程や方法を共有化する。
・言語と文章を指導する
・活動させる。
■アカデミック・ライティングをどう組織化するか:「名古屋大学学生論文コンテスト」の事例を中心に(名古屋大・近田)
○問題意識
・学士過程での指導が弱かった。
・多人数の学生を対象にした支援は果たして可能か
○学生論文コンテスト
・2007~
・低年次生にアカデミックな文章を書く面白さを実感してもらい、、、
・コメントシートを応募者に返却、全文と公表をHPで公開。
Mei-Writing 日本語版 論理的に書く技法、原作 Paul W L Lai、編集・訳 近田正博
○応募論文に見られる課題
・先行研究の整理などは一定できる。
・素材を自分が扱える範囲の問いを限定し、論証するプロセスに課題。
○課題
○そこで、全学教育科目「学術論文の書き方入門」(2012~)
○アンケート調査
・サンプル数 124
○本発表の結論
・書く機会を提供したり、、、だけでは苦手意識は弱まらない
・書くべき主題をどのように設定し、論証するかのトレーニングが必要
(質疑)
・関大で初年次対象にプレゼンの授業を実施。主題を絞っていく難しさ
→テーマはすぐ見つけるが、大きすぎるとか適性度に課題
・協力部局など
→センターの予算で実施。商品としての文房具を会社からいただいたり。
■図書館ラーニングアドバイザーを活用した学部学生レポート作成能力の向上支援(信州大・郷原)
○教育・学生支援連携会議
○図書館での学習支援
・連携内容
初年次対象の2科目対象
図書館LAがサポート
・協同してシラバス作成
・教員によるFD(図書館LAと図書館職員) #ウチはないなぁ
○教員の感想や課題
「(LAの支援を受けた学生)全員が「。」を打っていた(感動)」というのも。
#ゆっくり聞きたかった
(質疑)
・その2科目の受講者数
→約40名ずつ
・学習支援センターを図書館に置かれた意味
→検討過程で、パイロット的にと。
#今更ですが、今の求められる図書館は、あなたのイメージする図書館とは違ってますよってことね ◆
■大学図書館でのSAによる学習相談の試行的実践:千葉大学アカデミック・リンクの事例報告(千葉大・竹内)
○本報告の問い
・学生同士の相互支援をどのように導くのか、どのようなシステムを整備するのか
○目的
・方向性を出したい
○アカデミック・リンクとは
・「考える学生の育成」
・①学習空間、②人的サポート、③コンテンツ活用
・「見る」「見られる」ことによる学習意欲の喚起
#ウチの国際コモンズでは、発表用のスペースは一応エリア入り口に設けたけど、そのエリア自体は「遠い」場所
cf)コンセプトビデオ
○概要
・3600平米
・プレゼンテーションスペース
・ブックツリーという「見せる」書架
・図書館付設型ラーコモ機能
#床はピータイルですね
・多様な学習環境の整備(静粛環境、G学習室、PC環境=無線LAN・iPad貸出、、、)
・学習支援:コンテンツ活用の支援。授業資料ナビ(授業ごとの参考文献リスト)
○「学習相談」の位置付け
・SA制度
2011~
院生も対象
・基本方針
○ALSAによる学習相談の試行
○試行の実施方針
○準備と検討課題
・20124月から本格実施
○試行の状況
・人数や学部
・平均40分
○試行から見えた課題と改善
○4月からの本格実施での変更点
○2012年度の現況
○試行から見えたSAによる学習相談の可能性
(質疑)
・本学では、大学院生のところには来るが、教員には来ないが
→「先輩(院生)から聞きな」と渡すことも。
・学生の満足度
→アンケートをしている。評価は高い。「鳥肌たっちゃうほど」とも。
■学生による学生支援の現代的意義:学生に対するインタビュー調査より(九大・小貫)
■佐賀大学におけるラーニング・ポートフォリオとチューター制度を活用した学生支援の実態(佐賀大・山内)
■島根大学教養教育改革の過程と全学共通教育の構築(島根大・鹿住)
■中国の大学における学生の自己管理能力形成と学生支援(名古屋大・呉)
○中国の大学における学生管理
○中国の高等教育
○自己管理と学生支援の矛盾の緩和
○自己管理能力形成における学生支援の課題
(総合討論)
◆情報メディア学会
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