山楽ぶらり探訪

国のまほろば大和の山野、寺社をぶらっと訪ね歩きます。
山川草木。日々是好日。

年賀 恭悦

2006-12-31 18:15:34 | Weblog
年賀 恭悦

 明けましておめでとうございます
  05,05,15 カウント設置以来、本日で
     あなたは、8816人目の
     訪問者です。 since '05.05.15
  で、拙いHPをご覧下さいまして感謝申し上げます。

  最近はネタ切れですが、細々と続けて参りますのでご支援、ご鞭撻賜り
 ますようお願い申し上げます。

  追記:私の予測では3月7日頃、10,000人達成かな?

 

橿原神宮 ジャンボ絵馬

2006-12-28 18:56:22 | Weblog
橿原神宮 ジャンボ絵馬

 橿原神宮は、日本書紀などによりますと、第1代の天皇である神武天皇が即位した場所となっています。そこに、明治23年、創建されたのが橿原神宮というわけですが、神武天皇と媛蹈鞴五十鈴媛皇后(ひめたたらいすずひめこうごう)が祀られています。

 <大絵馬>
 毎年の名物であります、超特大の干支の絵馬が外拝殿の入口に設置されています。大きさは、何と、畳14枚分。絵は、京都市立芸術大学名誉教授で副学長の、上村淳之(あつし)画伯の作品です。毎年、この高さが身長の2倍ほどもある絵馬をバックに記念撮影する人が多いようです。


おん祭 お旅所祭

2006-12-22 20:22:24 | Weblog
春日若宮おん祭 お旅所祭(おたびしょさい)

 お渡り式の行列は、一の鳥居の入ってすぐ南側の「影向の松」の前で「松の下式」を行って参道東のお旅所に向います。
 お旅所には正面の一段高いところに若宮様の行宮があり、その前の小高く、約五間四方の芝舞台がある。その前には左右にだ太鼓が据えられ垣が設けてあります。
 お旅祭は午後2時30分ごろに始まり、神楽・田楽・細男・猿楽(能楽)・舞楽など、午後11時近くまで各種芸能が奉納されます。

 写真は、お渡り式前の「馬長児」(ばちょうのちご)。この後、騎馬にまたがり颯爽と都大路のお渡り行列に加わっていました。

春日若宮おん祭 お旅所祭

2006-12-22 19:19:06 | Weblog
春日若宮おん祭 お旅所祭(おたびしょまつり)

 お旅所の社の前には大きな「だ太鼓」が左右に置かれています。
 正面(神様)から見て左側には火焔の彫刻の龍に対して右方は鳳凰。先端の左は太陽を表わした金であり、右は月を表わした銀である。鼓面は三つ巴(左)と二つ巴(右)。鼓面の輪の色は赤と青、鼓面の太い締緒も左が赤、右が青。方台の飾り布も朱と緑にしている。

 祭典は午後2時30分に始まり、左右のだ太鼓が打たれ、午後10時45分過ぎまで延々と芸能が奉納されます。
 来年は、神楽、田楽、猿楽などの各種芸能を鑑賞したいものだと思っています。

だ太鼓(左)

だ太鼓(右)



春日若宮おん祭 07

2006-12-21 10:29:18 | Weblog
春日若宮おん祭 07

 12月17日に行われた春日若宮おん祭の「お渡り式」の行列は一番から十二番まで平安朝の日使(ひのつかい)の行列に始まり田楽座、猿楽座など古来のしきたりを守りながら行列は続きました。最終は江戸時代、大和国内の大名が出仕した南都奉行、郡山藩などの大名行列でした。写真は第11番、大和士(やまとざむらい)の行列です。

 平安時代から江戸時代に至る無形民俗文化財を満載したこの時代絵巻を堪能することができました。

春日若宮おん祭 08

2006-12-21 10:11:18 | Weblog
春日若宮おん祭 08

 第12番 大名行列
   大名行列は、江戸時代からお渡りに加わったもので、武家の祭礼の伝統を大和国内の郡山藩などが受け継いで供奉しました。子供大名行列では「ヒーヨイヤナー」「ヒーヨーイマカセ」「エーヤッコラサノサ」の若々しいかけ声が聞かれました。

春日若宮おん祭 09

2006-12-21 10:01:38 | Weblog
春日若宮おん祭 09

 第12番 大名行列の最後は、郡山藩の行列でした。お渡りの最後を締めくくるにふさわしい心意気を見せていました。

 以上総勢千余名が古式に則り都大路を練り歩きました。行列は一の鳥居を入ってすぐ南側の「影向の松」の前で「松の下式」を行ってお旅所へ向いました。

 なお午後2時30分ごろ、一の鳥居より馬出橋までの3ヶ所の的を順次射ながら進んでいく稚児の流鏑馬の矢がバシッと的に当たると大きな拍手が沸いていました。

春日若宮おん祭 04

2006-12-19 22:01:04 | Weblog
春日若宮おん祭 04

 「おん祭」は、平安時代に五穀豊穣・国家安寧を祈願してはじめられ、幾多の変 遷の中でも絶えることなく、本年871回を迎えるという由緒あるお祭りです。
  平安時代から江戸時代に至る風俗も満載した時代絵巻を見ることができるお渡 り式は日本文化のすばらしさを感じることができました。

 第6番 馬長児(ばちょうのちご)
   山鳥の尾を頂きに立てたひで笠をかぶり、背中に牡丹の造り花を負った騎馬   の美しい少年は馬長児です。
 第7番は、競馬。赤と緑の錦地の装束に身を固めたを騎者の手綱さばきは見事で   した。

春日若宮おん祭 05

2006-12-19 21:36:38 | Weblog
春日若宮おん祭 05

 第8番 流鏑馬
   赤の水干に笠をかぶり、背に箙(えびら)を負い重藤(しげとう)の弓を手  にした少年は揚児(あげのちご)。
   揚児を先頭に三騎の稚児が、一の鳥居内の馬場本を祝投扇の所作をおえて走  り出し、一の的より三の的まで順次射ながら進んでいきます。

春日若宮おん祭 06

2006-12-19 21:23:17 | Weblog
春日若宮おん祭 06

 第 9番 将馬(いさせうま)
 第10番 野太刀(のだち)他
   5.5メートルほどもある見事な大型の野太刀を先頭に中太刀、小太刀、薙刀  数槍と続きます。
   太刀・槍などのいわばオンパレードで、お渡りにひときわ偉観を添えてお   り、風流行列の趣をよく伝えています。