山楽ぶらり探訪

国のまほろば大和の山野、寺社をぶらっと訪ね歩きます。
山川草木。日々是好日。

棚田夕陽01

2008-06-29 11:29:52 | Weblog
棚田夕陽01

 夕陽が二上山に沈む頃、夕陽に映えて明日香細川の棚田が赤く染まります。
 そんな素晴らしい景色に出逢いたくて出かけました。
 なんと既に30名ほどのアマチュアカメラマン?が三脚を立てて陣取っていました。好条件が揃わないと素晴らしい写真は撮れないようです。

棚田夕陽02

2008-06-29 11:29:14 | Weblog
棚田夕陽02

 三脚を立てずに撮っているのは私ぐらいでした。
 7時20分過ぎ、棚田は薄赤く染まりましたので引き上げました。

神奈備の里・棚田01

2008-06-22 19:04:09 | Weblog
神奈備の里・棚田01

 明日香村稲渕地区は、1999年7月、農業収入や兼業のみでの棚田の維持が難しいと考え、観光地化を目的とした日本の棚田百選に選定されました。
 百選には、傾斜度が20分の1よりも急で、いかにも「棚田」と思えるような場所が選ばれており、田植え体験や稲刈り体験など、古来からの農業体験をする場、または「グリーンツーリズム」の場として、農村の形態は変化しています。

 稲渕には、円形舞台あるいは野球場のようなレフトからライトへ観覧席?が円形に広がっています。この間まで観覧席は菜の花畑でした。


神奈備の里・棚田02

2008-06-22 17:49:53 | Weblog
神奈備の里・棚田02

 ライト(右翼)側の観覧席(耕作放棄)?にタチアオイ(立葵)の花が咲いていました。

 ハイビスカスに似た、花径10㎝の花を咲かせます。一重と八重があります。
 花色は、白、黄、桃、赤、濃赤などがあり、色彩が豊富です。
 耐暑性は強く、夏の暑さに負けません。また、耐寒性も強く、冬地上部は枯れますが露地で越冬します。
 私の畑では、今は盛りと咲いています。近日中にトップページに掲載します。

神奈備の里・棚田03

2008-06-22 17:49:15 | Weblog
神奈備の里・棚田03

 レフト側(左翼)の観覧席?ではラベンダーの花が咲いていました。
 ラベンダーは、シソ科の背丈の低い常緑樹であり、ハーブティー、アロマセラピー、観賞用にされます。春に紫や白、ピンク色の花を咲かせます。紫色の花がもっともポピュラーであり、ラベンダー色とは薄紫色を意味します。。原産は地中海沿岸といわれます。
 

ボダイジュ(菩提樹)01

2008-06-17 15:28:23 | Weblog
ボダイジュ(菩提樹)01

 世尊寺(大淀町比曽)で、ボダイジュの花が咲き出しました。ほのかな良い香りを放っていました。ボダイジュの花は、ヘラ状の苞から伸びた茎の先に付いた15コほどの丸い蕾が開き、薄黄色の花を咲かせます。

 菩提樹は、寺院などに多く植栽されるシナノキ科の落葉高木。中国大陸から朝鮮半島に分布し,日本には天台山のものを禅宗を伝えた栄西が 12 世紀にボダイジュの種子を日本にもたらしたといわれています。高さ 10mあまりになり,樹皮は灰白色。葉は円心形で,花は初夏に咲く。果実は念珠を作るのに用いられる。

 なお、日本臨済宗の祖・栄西ですが、彼はまたチャ(茶)の種子をもたらしたことでも有名です。

ボダイジュ(菩提樹)02

2008-06-17 14:46:05 | Weblog
ボダイジュ(菩提樹)02

 日本の寺院でよく植えられている日本のボダイジュ(菩提樹)は、シナノキ科の植物ですが、お釈迦様が悟りを開いた菩提樹はインドボダイジュといい、クワ科の植物で、イチジクの仲間です(インドゴムノキも、この仲間)。 仏教が中国に伝わり、インドボダイジュに似た葉を持つ中国原産のこのシナノキ科の植物を「菩提樹」と呼んだのでしょう。 近年になって、お釈迦様が悟りを開いた菩提樹が日本に導入された時、既にシナノキ科の植物にボダイジュという和名が付けられていたため、この本来の菩提樹の和名は、インドボダイジュになってしまいました。

ボダイジュ(菩提樹)03

2008-06-17 14:45:17 | Weblog
ボダイジュ(菩提樹)03

 菩提樹といえばお釈迦様とは関係ありませんが、

  泉に沿いて 繁る菩提樹  慕(した)い行きては 美(うま)し夢見つ
  幹には彫(え)りぬ ゆかし言葉  嬉し悲しに 訪(と)いしそのかげ

 という、シューベルトの歌曲集「冬の旅」の第5曲「菩提樹」もよく知られています。
菩提樹の前を通り過ぎる。かつて若者はこの木陰でいつも甘い思い出にふけっていた。枝の不気味なざわつきが、若者を誘う。場所を離れ何時間経ってもまだざわつきが耳から離れない。

※ この曲に歌われている菩提樹をセイヨウボダイジュ(リンデンバウム)と言い、日本で見られるボダイジュとは近縁種(同じシナノキ科)であるが別種である。またゴーダマ・ブッダゆかりのインドボダイジュ(ヒッパラジュ)はクワ科でありこの歌曲の植物とは無縁である。

唐招提寺01 天平の甍

2008-06-15 12:13:56 | Weblog
唐招提寺01 天平の甍

 このほど、「天平の甍(いらか)」で知られる奈良市の唐招提寺で、解体修理が進んでいる金堂を覆っていた素屋根の解体作業が進み、正面から屋根全体が望めるようになりました。修理作業が始まってから約8年ぶりの光景です。夏頃には基礎部分の撤去作業が終わり、金堂の落慶法要は来年秋の予定だそうです。

 唐招提寺(とうしょうだいじ)は、奈良市五条町にある鑑真ゆかりの寺院。南都六宗の1つである律宗の総本山である。本尊は廬舎那仏、開基(創立者)は鑑真である。井上靖の小説『天平の甍』で広く知られるようになった中国・唐出身の僧鑑真が晩年を過ごした寺であり、奈良時代建立の金堂、講堂をはじめ、多くの文化財を有する。