山楽ぶらり探訪

国のまほろば大和の山野、寺社をぶらっと訪ね歩きます。
山川草木。日々是好日。

金剛山の野鳥 カケス

2007-01-30 16:48:59 | Weblog
金剛山の野鳥 カケス

 今日も金剛山頂の転法輪寺にお参りして裏参道を下りました。ブナ林の餌台のところで野鳥を観察している人がいました。
 先日のキジバトぐらいの鳥がブナの木に留まっていました。様子を窺うようにさっと降りてきて餌台のエサ(ピーナツ)をくわえて飛び去りました。カケスでした。
 デジカメのシャッターを押しました。思いの外、上手く撮れていました。野鳥撮影第1号!?

 カケスは、見た目の美しさとは別に、鳴き声はジェーとかジャーで余り美しく無いそうです。警戒心が強く、近くで撮影させてくれない鳥だそうです。雌雄同色。


HP生駒の庭の野鳥たちより

2007-01-30 16:26:59 | Weblog
HP生駒の庭の野鳥たちより

 HP「生駒の庭の野鳥たち」より借用しました。
 スライドショーで冬の野鳥たちの暮らしを観ることができます。
 野鳥は冬でも水浴びするのですね?

金剛山の野鳥 ウソ

2007-01-28 16:45:11 | Weblog
金剛山の野鳥 ウソ

 今朝の金剛山頂はうっすら雪化粧。とりわけ大杉が林立する葛木神社付近の緑色した杉葉に粉雪が付いて綺麗でした。
 転法輪寺から裏参道を下りました。ブナ林のところでヤマガラ、コガラ、キジバトを見つけました。右の写真のウソは、野鳥観察している人に教えていただきました。ウソという名の野鳥がいることを初めて知りました。

 冬の金剛山。久しぶりの霧氷と雪のなかでのウソと出会いました。オス3羽、メス1羽が木の枝から枝へと飛び交っていました。スコープを借りて覗きました。
 オスの頬と喉の紅色が鮮やかです。対照的に頭部は黒色で、赤と黒の2色効果でウソのオスは美しく装っていました。白一色の雪山でのウソの出現は印象的でした。

般若寺 水仙01

2007-01-23 18:06:32 | Weblog
般若寺 水仙01

 関西花の寺第17番
 
 この寺は飛鳥時代に高句麗の僧である慧灌(えかん)法師によって開創されたと伝えられている。その後、天平18年(746年)には聖武天皇が平城京の繁栄と平和を願い卒塔婆を建て鬼門鎮護の定額寺に定めたといわれている。

 その後、寛平7年(895年)頃には観賢僧正が学問道場の礎を当寺に築いたこともあり、以来、般若寺の名声は広く知れ渡り大いに栄えたようであるが、治承4年(1180年)に平重衡の戦火に遭い、全て灰燼に帰したという。

 鎌倉時代に入り復興を遂げたが、室町戦国時代には戦乱により衰退、江戸時代になり再び復興したようであるが、明治の廃仏毀釈により一時期廃寺になったという。

般若寺 水仙02

2007-01-23 18:05:29 | Weblog
般若寺 水仙02

 その後幾多の栄枯盛衰を経ながらも、常に自利利他(己を高め他を助ける)の菩提精神を法灯にかかげ現代の復興をまつに至ったのである。現在は関西「花の寺第17番」、「コスモス寺」ともよばれ、季節には多くの観光客、参拝客で賑わっています。

般若寺 水仙03

2007-01-23 18:04:30 | Weblog
般若寺 水仙03

 昨年、境内が整備されたようで、地植えだった水仙がプランター植えになっていました。自然な感じが薄れ、少し残念に思いましたが、花も多くなり境内に甘い香りを放っていました。

 Link集 山楽写真帳 「般若寺 水仙」スライドショーもご覧下さい。

陀々堂の鬼はしり08

2007-01-16 13:32:00 | Weblog
陀々堂の鬼はしり08  「春来る鬼」

五條市大津町の念仏寺陀々堂では毎年1月15日に五穀豊穣、除災招福の修正会が行われ、その行事の一つとして、一般に鬼走りと呼ばれる厄払いの達陀があります。
 陀々堂の鬼は、人々に災厄をもたらす邪悪な存在としてではなく、強い霊力をもち、子孫を祝福しに訪れる祖霊、「春来る鬼」としての性格をもって人々の前に現われます。
 この松明の燃え具合が、その年の実りの多い稲の品種を人々に伝えるといわれています。文明18年(1486年)から欠かさずに行われてきました。
 今年で522回目を数え、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

  Link集「山楽写真帳」を開くとスライドショーで見ることができます。

陀々堂の鬼はしり09

2007-01-16 13:14:30 | Weblog
陀々堂の鬼はしり09

夜の9時前、戸板を叩くけたたましい音が集落に響き渡っていました。まもなく夜の鬼走りが始まります。境内には大勢の参拝者が詰めかけていました。
 鐘がうち鳴らされ、地元の鬼走り保存会のメンバーらが扮する3匹の親子鬼が登場。

陀々堂の鬼はしり10

2007-01-16 13:13:28 | Weblog
陀々堂の鬼はしり10

 高さ1.2m、重さ約60キロの大松明(タイマツ)を天井高く差し上げては闇夜を引き裂かんばかりに振り下ろす勇壮な光景に、思わず拍手が沸きおこりました。