特別にファンという訳ではないけれど、昨晩TVでフィギュアを観た。
熱戦が繰り広げられた訳だが、僕としては浅田選手をはじめ、
何人かが自己ベストスコアを出す姿が印象的だった。
リレハンメルの頃だったか、心に残るひとつのTVコマーシャルが有った。
それはオリンピックのスピードスケートで、コーチである母親が
選手である娘について語るショートトストーリー。
その選手はメダルに手の届く力の持ち主では無かったのだが、
オリンピックの舞台で自己ベストタイムを更新した。
母親は金メダルよりも何よりも、娘の自己ベストが嬉しく
そして誇りであると語る。
Ken坊、そのCMにとても感銘を受けた。
自己ベスト = 己に克つという事である。
これほど難しい事はないと、僕は思う。
しかもそれを一世一代の舞台で行うのだ。
その難しさを解っていて、娘の努力と成し得た結果を誇りに思う、
そんな親の気持ちが、僕の胸を打ったのである。
金メダルは尊いが、自己ベストは更なる尊敬に値する。
そんな事を思い出しながらのTV観戦となりました。
応援したくなるね。
でもマイナーなスポーツや競技人口の少ない
種目はやっぱしメダル取らないと注目されない・・・・。
マスコミもどーかと思うわー、いっつも。今回は今までさんざん叩かれてきたスノボなんかが頑張ったので
周りに踊らされずに頑張ってってほしーなーと思う。
>種目はやっぱしメダル取らないと注目されない・・・・。
>マスコミもどーかと思うわー
これには全く同感です。
本来オリンピックとはアマチュアの大会。
マイナー競技で頑張る選手に丁寧にスポットをあてる報道がもっと欲しいと感じます。
また国籍を問わず、世界の一流アスリートのパフォーマンスも、もっと見たいものです。
それまでの辛く、厳しい、地道な基礎努力があるからこその結果。
あれこれ言いたい放題のコメントを見聞きすると、悲しい気持ちになります。
もっと素直に、その健闘を讃え、喜んであげたらいいのにって。
オリンピックは世界の頂点を極めるだけでなく、国境を越えて感動を分かち合い、心をひとつにできる競技会であって欲しいと、私は思うのですけどね。
試合で出る自己ベストは地道な努力の証に他ならないでしょうね。
スポーツや音楽には世界の心をひとつにするチカラがあると感じます。
正しいナショナリズム・価値観をもって観戦したいものです。