「自分を活かす心理学講座(仮題)」を企画するにあたって、
実際に自分で試しながら組み立てています。
何だかおもしろい作業です。
コーチングの中に、
「なりたい自分の姿をより具体的に思い浮かべて
それを書き出すことで目標に近づける」というスキルがあります。
これは、心理学の中の認知行動療法のオペラント学習の
『きっかけ → 行動 → 報酬』
(行動によってその報酬が得られるとその行動が増える)に対して、
先に報酬を与えることで行動を起こしやすくする…と考えるとわかりやすくなります。
(これは私の持論です。)
ところが、なりたい姿が思い浮かばない…ということがあります。
コーチングは、本人が変わりたいという意思がなければ効果を望めません。
変わりたいのに変われない、変わりたくないのはいったいなぜでしょう。
「何が」自分をそうさせているのか、ここでしっかり考えることで
答えが見つかってきます。
心理学は、今をよりよく生きるために過去を振り返ったり
今を見つめたりするものですが、
コーチングは未来に向けて今をどう生きるかを考えて行動に結び付けていくので
元気が出てきますね。
行動することで考え方や感じ方が変わってくる。
その行動のきっかけを与えてくれるのが、コーチングの考え方だな~と。
面白い講座ができそうです。(^^)