心の環境をデザインする K-happiness

未来を担う子どもたちが、いきいきと生きられるための人づくり・地域づくりの活動を紹介するブログ

特別支援教育の実践「いろいろな考え方があっていい」

2017年12月05日 | つれづれ

紅葉がきれいですね~


今日、学校で教室を回っているときに、
2年生が掛け算の勉強をしていました。

「ひと箱にミカンが8個入っています。6箱あるとミカンは全部で何個でしょう」
と先生が問題を書きました。
子どもたちがそれぞれ自分のやり方で解きます。

しばらくして、4つの解き方が出てきました。

①8の段はまだ習っていません。8×6は、6×8と同じと考えた子
②8の数字を四角で囲み、それを6つ描いた子
③四角の中に丸を8つ描き、それを6つ描いた子
④8+8+8+8+8+8と書いた子

先生はみんなの前でそれを一つずつ説明していきました。
そして、「どれも考え方はあっているね」と子どもたちに言いました。

素敵は授業だな~って思いました。

①の子は応用が利く知的に高い子かな

②③は、明らかに視覚優位の子

④は継時処理の子

それぞれの認知特性を生かした解き方をしていて、
それを先生がちゃんと認めてあげている。

難しく考えないで、できることから始めればいいと思う。
こんな実践が一つでもふえていってくれたらいいな~と
今日はうれしく思いながら見ていました。(^^)

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