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10/23-2 : 星野JAPAN Returns 消滅

2008年10月23日 23時30分01秒 | 日本のプロ野球
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北京五輪後、まあいろいろありましたが、WBC日本代表監督に星野さんが就任することは事実上なくなったようです。

正直な話、私は非常に安心しました。 
もし、WBCが『星野JAPAN RETURNS』となっていたら、ちょっと素直に応援できなかったかもしれず、大好きな野球を冷めた眼で観ることになりそうだったから。

私はこのブログでは、北京五輪で4位になった後すぐのエントリー以降、北京五輪の野球日本代表に関する記事は一切書きませんでした。
ですが、昨日の星野さんの自身の公式サイトでの「代表監督固辞」表明。 そして今日の加藤コミッショナーの「代表固辞承認」という一連の話があり、『星野JAPAN』については一応の決着がついたので、少しだけ語ってみたいと思います。




私個人が「好きか嫌いかどちらかを絶対に選べ」というのであれば、北京五輪における代表選考過程および代表選手、そして、実際の試合での1試合ごとの采配、そして、期間中全体としての采配、これらの全てについて好みではありませんでした。
ただ、それは私の好みの采配・人選ではなかった、というだけで、結果として4位となりメダルが取れなかったけれども、それはあくまで結果論なので、全体としての批判をするつもりはありません。 もしかしたら、故障者ばかりでも、ろくに1軍登板していない投手であっても、屋外球場や国際球があきらかに苦手であっても、打者がストライクゾーンに対応できていなくても、優勝できた可能性だってゼロではなかったわけです。 相手より1点でも上回れば良いだけですからね。 優勝していたら、少なくともマスコミは、星野さんに大絶賛・大賛辞を送りまくったことでしょう。 結果は結果。




私が『星野JAPAN RETURNS』を嫌だった理由はたったひとつ。 北京五輪後の星野さんの一連の態度・発言。 これだけ。


『闘将・星野』と呼ばれた人はどこへ行ったのだ? 
『凍傷』か『刀傷』の間違えじゃないのか? 



これまた一言で言えば、代表監督、つまり現場の最高責任者としての責務を果たしていない。
「金メダルを絶対にとる」と言って、結果は4位でメダルが取れず公言していたことが実行できなかった。 それだけじゃないか。 さっきも書いたけれども、結果は結果。 公言していてできなかった事を素直に認めればよかっただけのことじゃないのか?

「監督である私の力が足りなかった」 「期待に応えられなくて、大変残念だ」

この二言だけで良かったのに。 『敗軍の将は兵を語らず』じゃないのか?



確かに、4位が確定した直後は、上記の二言だけだった(もちろん、細かくはいろいろ話していたけど)。
ただ、日本に戻ってきてすぐ、テレビに出演するようになったら、「ストライクゾーンが・・・」「準備期間が・・・」「選手の○○が・・・」「国際球が・・・」「(お友達コーチ陣について)誰も五輪前は批判しなかった」・・・・・・・

見事なほどの言い訳三昧。 敗因を分析する、という内容ではなく、責任を転嫁しているだけ。 自分の采配については「それがワシの野球(采配)だから」と語るのみ。 一向に「ワシの野球」でも構わないのだが、結果がでなかったのだから、せめて「結果としてワシの野球が通用しなかった」とでも言えばよかったのに。 自分自身に対する反省の言葉はほとんどなかった。

しまいには、「ワシを非難する人は時間が止まっている人だ」と他人批判。
さすがにこの言葉を聞いた時には、思わず凍りついてしまった。 他人批判している時点で、星野さん自身も「時間が止まっている人」の仲間入りしていることに気づかないとは。。。 自らが自らを否定していることに全く気づかない。。。 悲しい人だ。。。





そして今回の自身の公式サイトでの「代表監督固辞」。
文章の中でも非常に気になる言葉・表現がたくさんあったけれども、その文章の内容よりも気になったことが一つ。 

先に、加藤コミッショナーをはじめとした、体制検討会議のメンバー全員に伝えているんだよね?

まさかと思うけど、前回の体制検討会議で自分の名前を出してもらっておいて、会議のメンバーに伝えずに勝手に自身のサイトで「代表監督固辞」を発表なんかしていないよね?

確かに中傷とも言えるような批判もたくさんあったのは事実だろうし、家族にとっても多くのストレスがかかるようになったことも事実でしょう。 その部分は大いに同情できます。
しかし、そのような事情があったとはいえ、断るなら断るできちんと筋道を通したのか? 報道で流れてくる王さんのコメントや加藤コミッショナーのコメントを読む限り、その筋を通しているとは思えない。
事情と筋道を通すことは全く別の事。 その違いもわからないようでは、批判を受けるのは『身から出た錆』というものだ。





ここで書いてきたことは、別に野球ファンを代表して、とか、野球ファンなら誰もがそう思っている、なんて書くつもりは毛頭ない。 あくまで私個人の見解。 とにかく、WBCという楽しく野球を観れる場がなくならなくて良かった。 このことだけでも、本当にホッとしている。

あとはしっかりと体制検討会議メンバーが、文句がでない人選をするのではなく、
もっとも強い日本代表チームにしてくれるだろう監督を選んでほしい。 
私の望みはそれだけです。 





今日もお読みいただきありがとうございました。 
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3つのトウショウ(『闘将』『凍傷』『刀傷』)が、ちゃんと文章のどこか暗示しているのかわかりましたか?


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
星野じゃなくてよかった (おっす親父)
2008-10-23 23:50:24
コヤマリンさんこんばんは。

鉄拳制裁、ヘタクソ、監督失格の星野、アホンダラ 打撃コーチ失格の田淵、こわれている信号機 3塁ベースコーチ失格の山本 いずれも解説やコマーシャルでの金儲けしか考えていない面々。WBCでは出てこない環境となったようで、おめでとうございます。
あの星野の話を聞かなくてすむのは ありがたいことです。

これはやっぱりボビーかなあ。やる気まんまんでしょうし。

WBCよりも、来年の編成はどうなるんでしょうかねえ? そっちが心配です。とっても。

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Re: おっす親父さん (コヤマリン)
2008-10-24 00:42:26
こんばんは。コメントありがとうございます!

おおぅ。。。ボロカスにコメントしておりますねぇ。 相当お怒りなようで...(わからんでもないですけど。)

星野さんの話を聞かなくて済む、という意味で言えば、ちょっと危険かも。
WBCの解説で星野さんを呼んでしまう某汐留テレビ局がありそうな気がしてならないのですが・・・・・

ボビーでもいいと思うんですけどねぇ(もっとも強くしてくれるだろう監督、か、と言われるとなんとも言えませんが)
個人的には、ボビー監督、ブラウン(カープ)コーチ体制で、『ボビー・ブラウンジャパン』というどこかの有名歌手のような代表(ネタ)チームもありかな、と思っております。
世間は許してくれなさそうだけど。

来年の編成ですか。。。
コーチはほぼ確定したけれど、なんか清水がウダウダ権利ばかり主張し始めていますしねぇ。 どうなることやら。
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とりあえず、よかった (N.S.ボウラー)
2008-10-24 04:02:33
現時点で監督をやっていなければ試合勘も鈍っているだろうし、イチローの言うとおりですよね。
王さんが体力的にキツかっただけで、ほかの現役監督がWBCチームの監督を務める体力がないとは思えない(ノムさんさえ、お呼びがかかればやりたそうだし)。
監督、コーチも絶対現役バリバリで揃えるべきですね。
それにしても、アジア選手権もWBCアジア予選も東京ドームだけでの開催というのは、なんとかならんものか…。読売がからむと球界全体のイベントのはずが矮小化されて困ったもんだ。
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星野のことば (なべきら)
2008-10-24 17:15:41
はじめまして。
初コメです。

準備期間、ストライクゾーンの違い、国際球への対応……。

いずれも、星野は語る義務があったと思います。今後の日本球界のために。

なんだかんだ言って、日本プロ野球の監督で、日の丸を背負って国際試合を闘ったのは王と星野だけ。

五輪は結果が悪かったからこそ、その原因になったかも知れない事柄を、実際の闘いを経験した人にきちんと語ってもらう必要があるでしょう。

その全てを「言い訳」の一言で切り捨てていたら、日本はまた同じ失敗を繰り返すかも知れない。だから、星野の言葉にもきちんと耳を傾ける必要はあるでしょう。

私はWBCでの星野再登板を支持しません。
ただ、誰が監督になるにしても、星野の経験談と、星野自身の胸の中にある反省点はしっかりと聞き出す必要があると思います。

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誰でも (T.T)
2008-10-24 17:35:34
皆さんが星野さんについて触れているので私はあえてしませんが。

WBCでの優勝が、マスコミ・およびファン等に
「日本は勝っていかなくてはいけない」
と言う意識を植えつけたような気がします。

首脳陣・選手にとってかなりのプレッシャー。
...これは仕方がないですが。

そして今回優勝できず。
これでWBCへの期待の増大。

次はもっともっとプレッシャーに。
それは当たり前。


では、そのプレッシャーを跳ね除けて...は無理なので。
少なくするのはファンの役割。
罵声もいいけど、温かく見守るのはもっと大事。

それが確認されないと。


...とまあグダグダ喋ってスミマセン。
このコメは忘れちゃってください

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わかりました☆ (かーこ)
2008-10-24 19:45:19
>3つのトウショウ(『闘将』『凍傷』『刀傷』)が、ちゃんと文章のどこか暗示しているのかわかりましたか?

判りましたよ~
が・・・これはかなり高度な言葉遊びですねぇ
この1文がなかったら素通りしちゃう人も多いのでは・・・



日本はこんな有り様でグダグダやってますが、アメリカとか他の国ではどうやって監督の人選をしているのかが非常に気になるところではあります(あまりそういうニュースは伝わってきてないですよね・・・??)
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Re: N.S.ボウラーさん (コヤマリン)
2008-10-25 11:35:05
こんにちは。コメントありがとうございます♪

私は現役監督でなくてもいい(条件付き)と思っているんです。 他競技の日本代表監督で、現役のチーム監督ではない人もたくさんいますからね。 ただ、日本プロ野球界にはその環境(代表支援するようなさまざまな環境)が整っていないだけ。 今、2009WBC監督を選ぶなら、やはり監督・コーチだけでなく支援スタッフも全て現役から選んでほしいですね。

まあ、WBCといっても単なる”プロ野球の興行”の一つとして対応しているので、興行を仕切っている某新聞社系が及ぶのは諦めるしかなさそうです。 日本代表チーム、という位置づけではないですね、今は。残念だけど。
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Re: なべきらさん (コヤマリン)
2008-10-25 11:42:26
こんにちは。はじめてのコメントを頂き、大変ありがとうございます!! これからもちょこちょこお立ち寄りいただければ幸いです♪
(と思ったら、もう2回目のコメントいただいていましたね。 ありがとうございます!!)

五輪後に語った星野さんの言葉ですが、ほとんどすべてが北京五輪前どころか、遅くとも公開競技として五輪で野球が始まったころから言われていたことでしたので。。。 なので、私からみたら、言い訳、にしかならないなぁ、と。
単に星野さんらがそれら全てを甘く捉えていて、五輪などで実績のあるアマチュア球界の意見を仰ぐこともほとんどしていなかった、など、要は「総監督としての責務を果たせなかっただけ」としか思えなくて。

それでも同じ事を繰り返してしまったのであれば、「こうすべきだった」とどんどん『提言』すべきことであって、これがダメだった、あれがダメだった、というのは、やはり『言い訳』です。言い訳じゃなかったら、単なる愚痴です。

私はそう思います。
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Re: T.Tさん (コヤマリン)
2008-10-25 11:44:55
こんにちは。コメントありがとうございます。

たしかにマスコミやかなり多くの国民の意識として「勝たなければならない」という意識を植え付けたのはあったでしょうね。

まあ、それでも「柔道」の比ではないでしょうけど。
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Re: かーこさん (コヤマリン)
2008-10-25 11:48:12
こんにちは。コメントありがとうございます。

今回は最後に言葉遊びのヒント?を入れましたが、これまで書かなかっただけで、これまでのエントリーでも相当「言葉遊び」はしています。漢字の使い方とかね。
まあ、自己満足の中で言葉遊びしているので、おそらくほとんど気付かれることはないでしょうけど。(単なる誤字の場合も多いしねぇ。。。(泣))

WBCの人選、確かに他国はどうしているのでしょう?
日本は気負いすぎ???
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