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ブログの功罪 「言葉遣い」

2010年02月08日 21時00分00秒 | いろいろ

我が家にはまだ子供はいないけれども、姪と甥はいる。
甥はまだ0歳児なので話したりすることはないけれども、姪は3歳になり、いろいろな言葉を話す。 両親とも働いているので普段姪は保育園に通っているので、家庭内だけでなく保育園でもいろいろな言葉や遊びを覚えてくる。 私はカミさんの実家にいった時に姪にも会うことがあるのだが、1・2カ月に一度、場合によっては3・4カ月に一度にしか話さないこともあり、会うたびに言葉や表現力が増えていくので、子供の成長というか、言葉の吸収力というのはすごいものだな、と感じている。
ただ、逆に子供の言葉の吸収力はすごいのだけれど、困ったことに、特にお行儀のよくないことなんていうのは一回で覚えてしまい、そのあと、何度も何度も繰り返してしまうようだ(育児経験のある方なら、至極当たり前の話なのでしょうが)。 姪のご両親も、姪が悪い言葉遣いや悪いことをした時にはすぐに叱り、どうして悪いことなのか、ということをわからせるようにしているのだけれど、悪い言葉ほど却ってなかなか直すことができなかったりするもの。 また、特に困るのは、両親が見ている時に悪いことをするのならすぐに叱ったりすることができるのだけれど、保育園など親の目が届かないところだと、変な言葉や習慣を覚えたりしてもその場で叱ることができないから、より一層やっかいだったりする。 また、その場所では悪いことじゃなくても、家庭や別の場所に戻ったら悪いこと(やっては困ること)なんていうものもある。
そういった話を義兄や犠姉(実際には私より歳下なんですけどね)から聞いて、あらためて子育てというのは大変なんだなぁ、と感じている次第。



あまり今回の記事タイトル『ブログの功罪』とは関係なさそうなこんな話を始めたかと言えば、意識していようといまいと、ちょっとした言葉や行動・習慣でも、それがどこでどう影響するのかわからないってことを言いたかったから。 良い影響ならいいのだけれど、悪い影響を及ぼしているのだったら。。。 その影響というのは、当然、ブログからだって影響することはあるでしょう。

昨年11月のファン感謝祭での出来事。
一通りのイベントや紅白戦も終わり、あとは抽選で当たった人だけ選手からサインがもらえる大サイン会が始まった。 今回はかなり当選数が絞られていたし、サインするスピードなどによっては、早めに列が終了し引き上げてくる選手が出てくる。 私はそういったサインが終わって戻ってくる選手の写真を撮ったり声をかけられるように、3塁側フィールドウイングシートで待っていた(要は、抽選に外れたんですがね)。 当然、同じように考えているファンも何人かいた。 

次々と選手が引き揚げてきた。 その中には、昨年後半プチプチブレイクした塀内もいた。
サイン会場の椅子から立ち上がり、球団スタッフと一緒に1塁側ベンチに引き揚げようとしたその時、私のいる場所からたいして離れていない場所から女性の大きな声があがった。

「ひさおっ!」

球団スタッフと少し話をしながら戻ってきた塀内がふいをつかれたようにものすごく驚いた顔をし、3塁フィールドウイングの声が上がった方を見た。 別に知り合いってわけでもなさそうだったが、その声を女性が手を振っているようだったので、塀内は軽く一礼していた。 ・・・ただし、驚いた顔をしたままだったが。



そういえば、マリーンズファンのブログのあちこちで、塀内のことを「HISAO」と書いていることがよくある。
ちょっと正確には思い出せないものの、私も書いたことがあるかもしれない。 少なくとも「ヘイポー」とは書いたことはある。 もちろん、私も塀内に対して悪気があって書いているわけではなく、むしろ愛情をこめて(変な意味ではない)書いていることではある。 もちろん、他の方が書かれている「HISAO」という言葉だって、悪意があって書いている人はほとんどいないでしょう。 ファン感の時に、塀内本人に向かって「ひさおっ!」と言った女性が、ブロガーだったりファンブログを良く読んているのかもわかりません。 ブログを書いていたり読んでいたりしても、その影響があったかどうか、なんていうことも全く検証する術はありません。 しかし、少なくとも塀内本人をかなり驚かしたことは事実であり、少なくとも知人や友人でもないのにいきなり呼び捨てされて「良い気分がする」という人はめったにいないでしょう。 その女性は塀内を応援しているのかもしれませんが、そんな扱いをすることは選手に対するリスペクトもあったもんじゃありません。 選手うんぬんじゃなくても、相当失礼な行為です。

ここでは「HISAO」ということに対してだけ書きましたが、その他の選手に対してのあだ名(というか蔑称)だってたくさんある。 私も使ったことが一切ない、なんてことは決して言いません。
何度も書くけれども、もし蔑称(的な言葉)を使ったとしても、それはあくまでその選手に対する愛情表現の一つであるし、また、あまりにもその時のプレーが酷い(ふがいない)から起こって使ってしまった、ということでもある。 悪意なんていうものは決してない。 でも、悪意がないから、といっても、他人に悪影響を及ぼしてしまうことだって多々ある。 
悪影響を及ぼしかねない行為・表現はできる限り避けるべき、と私自身、大い反省した出来事であった。 他人のふり見て我がふり直せ、ってやつです。 



実際にブログの影響力がどこまで及ぶものなのか、というのはよくわかりません。
でも、1日のアクセス数が数千にも及ぶ人気ブログだろうち、10アクセスくらいで細々とやっているブログだろうと関係ない。 少なくとも、10アクセスだろうが、閲覧した10人の目には書いた文章が入り、脳に認知されたわけですから、影響力がゼロということは決してないのは確かです。 

当ブログは、相当誤字脱字も多く文章表現力も乏しい駄ブログではございますが、今回の出来事があってからというもの、選手名はできる限り名字か登録名だけで表記するようにしました(皆さまが気づいているかどうかわかりませんが)。 さすがに「選手」とか「氏」「様」といった敬称は省略させていただいていますがね。

ブログは、普通に生活していれば出会うことのない地区の方とコメント欄などで意見交換などコミュニケーションを取ることができる、などのメリットがあります。 逆に、面識がない全く違う意見をお持ちの方が読むことも当然あり得るわけで、ブログ内とは全くかけ離れたところで誹謗中傷を浴びる可能性だってあります。 そういったことがなくても、たわいもないことを書いたつもりでも、その方の意見に大きく影響させてしまう可能性もあります。

できる限り当ブログでも表現・呼称などを注意していきたいと思いますが、あまりにも目に余るような表現などがあった場合、ぜひともご指摘頂き、ご指南頂ければと思います。

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2 コメント

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素晴らしい記事 (tomten)
2010-02-08 23:07:26
仰せの通りです。

自分が職場で裏で何か言われるのと同じですから。私もブログを始めるにつれそれだけは心に決めています。

人の心を読む。現実でもネットでも同じことですね。みんな1人間なのですから
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呼称 (pul)
2010-02-08 23:55:53
言葉つかいは実はかなりデリケートな問題だと思います。

個人的にはブログのみならず、マスメディア全般及びそれを見る人々が気をつけてゆくべきと思います。

それを目にした人がどう感じるか、常にきにしなくてはいけないと思います。


とくに呼称というか、報道において人の名前を用いる際のリスペクトが最近とくに欠けてるような気がしてなりません。

一部野球ファンの考えのない行動も、気になるところですよね。


ちなみにこれからバンクーバー五輪なんだけど、金メダル候補のアスリートをファーストネームでちゃん付けで呼ぶ(報道する)のとかは何とかならないのかと腹立たしく思います。


話ズレてすみません。
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