香湧水(澤口 宏行)

近況や意見、呼びかけ、個人の研究成果など。

聖書の親しみ

2015年08月09日 20時10分05秒 | Weblog
  今回は、早いとも思わなかったが、もう8月16日の夜。

母の遺骨は、まだ家の中にあり、信仰のない親族や

信仰を、持たない近所の人々と話していると

不思議なもので、本当に母が、消えて、

なくなってしまったかのように感じられるが、

一人落ち着いてミサに出かけ・・・今日は、何十年?ぶりの

侍者奉仕をした。

そして、先ほど「神発見の手引き」を、学んでいると、

U先生の書いた「医師にはわからない『抗癌性体液』がでて

病勢が一年も二年も停止する経験が現在でもある」

と学んだ。U先生は、戦前からの優秀な医師だ。

緩やかに生活し、学習研究と生活が、順調な時の私ならば、

「きっと、それは、体の中で抗体が頑張っていて、その後に残った

抗体の古い死体の水だから、体もがんばっているからきっと大丈夫」

などと他人なら、励ましたに違いない・・・しかし、

U先生の文章は、力強く、確信に満ち、神の力を示唆していた。

また、私は、母から、自分の至らなさを学んだ。

母の同級生で、隣に住んでいた同級生の父が、「体に水がたまった」

と嬉しそうに話していた母を、何年か前に「それはきっと悪いことに

違いない」と言って、あまりに私に対してわがままで、恥知らずな

言葉しか言わない同級生の素行を責めた。

しかし、現実には、母が、そんな私を「冷たいやつだな」と咎めた。

そして、それから、何年もたった、母の今度の最期の診断では、

若い医師の、私以上の心無い言動と

施設同居住人達の心無さで、母は、絶望していた。

母も娘時代に、国家公務員だったようで、人を、攻めないからだ。

私は、既に大いに反省して、十分な包容力を、信仰に加えていたが、

最悪な事が、重なったかのようであった。

そして、教皇の教書の大切さを、身をもって、知ったところで、

私が思うに、日本の最も悪い考え方が重なって、

母の死に、至ったと思えた。

全く、奇跡を、願いたいところだが、同じ苦しみにあわせたくない。

神学生の緊急洗礼と言うわけには行かず親族やら習慣やらを考えての

日本仏教式の葬儀をした。

勿論、教会のミサでは、祈っていただいたので、母の実際の意志が、

そうなってくれたように、母は、天国に行ったと信じたい。

父の頑固さは、どうしようもなく、本人のそんな必要の時が来たら、

もし、私のほうが、長生きであったなら、同じ二つの葬儀になる。

私は、自分の墓地と先祖、子孫の墓地は、カトリック墓地にしたいが、

そんな私を、早く殺したい地域の日本人達なのだろうか?(つまり、

比較文化も、信仰の考察も必要ない、昔からの葬儀で、済むから)

だから、私自身は、

それよりも、神と私の意思・関係が、重要だと思う。

負けるものか。必ず、平和的に、墓地を、移したい。

親族が、理解するかどうかではないし、日本人にとっては、

皇室との関係を保って、平和的に暮らすには、

この方法以外に、無いはずだから。

大学の学習研究も医学的にも役立つ、全世界の平和と科学の発展に

寄与する研究を成功させるには、医学部の外部である教育学部の

領域になる人間発達科学で、修士、博士の論文に託すのが、

今の状態ならば、一番いいと思われる。

結婚と子育てをするには、たぶん十分な健康な体になってきたので、

しっかりしようと思う。

※追加::もし、どうしても自己主張ばかりの市民生活者ばかりの、

日本人社会になってしまっているならば、年齢的にも、私には、

どうしようもなく、私も日々の生活に追われるばかりになる。

その場合には、せめて自分自身のためだけに、現コース卒業後、

名古屋学院大学院の英語学で、修士・博士を、とろうと思う。

Pietro Francisco Xavier Francisco

Hiroyuki Sawaguti.

****「ヨブ記を読みなおす」から続き****

 神に祝福されていたヨブは、また、そのしるしとして多くの財産を

所有しています。『ヨブ記』には、「羊七千匹、らくだ三千頭、

牛五百くびき、雄ろば五百頭の財産があり、使用人も」多く、

「東の国一番の富豪」だった、と記されています。

****本日の転記はこれまで*****