はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
http://kouwado.com

師走の愛媛

2022-12-07 07:58:00 | 日記
今年3回目の帰省をしました。
出発が夕方の便だったので、羽田では鮮やかな夕日が見られました。


帰省の目的は母と親戚への鍼灸治療ですが、
今回はまず3年以上会えていない高校時代の恩師に会いました。
松山市内で遅い時間も営業しているカフェはほぼないので、貴重な存在であるスタバでお茶をしました。
近況報告した後は、最近の恩師の作品の話に。SNSで見ていて作風が大きく変わったことに興味を持っていたので、いろいろ質問できて良かったです。
松山で開催予定だった個展も2年連続延期。来年こそ開催できればと話されていました。タイミングが合えば観に行きたいと思います。

翌朝、ホテルから松山市駅へと移動。

12月なのに立派なフウセントウワタの実が。

早朝営業のまつちかのカフェでモーニング。

高齢者の方々が続々と入店、「いつもので」と一声かけて座席につかれる中、おそらく私が最年少でした。

バスで母の家近くまで移動。
通勤時間のバスは初めてで新鮮な気分で乗車。
車窓の風景は暮らしていた頃からどんどん変化して、見慣れた建物が少なくなっています。

母と合流した後は、鍼灸治療のため祖父母が暮らしていた家へ向かいます。

いつも横目で見て通り過ぎる母校を久しぶりに撮影。
現在、松山南高校砥部分校と伊予高校の統合が議論されています。
卒業生としてはいろいろと思うところがありますが、どのような形であっても、高校生が芸術に触れられる機会が続くことを願います。
建物は随分古くなりました。母は砥部分校の家政科の最後の卒業生です。2人でしばらく眺めました。


至る所でまだ紅葉が楽しめました。


細い一本道をひたすら登っていくと、祖父母の家です。

家を管理してくれている叔父がストーブで部屋を温めてくれていたので、すぐに施術できたのがありがたかったです。

「みかん持っておいき(持っていってね)」と叔父。
この時期、愛媛で飛び交う言葉の一つです。

みかん、野菜、梅酒、柚子ジュース、いろいろ頂いて帰りました。

次に向かったのは、伯母が暮らす双海町。再び紅葉を眺めながら移動。

所々に目の覚めるような黄色のイチョウ。


砥部町の通谷池の紅葉がまだ見頃かも、と母。
せっかくなので立ち寄りました。
ピークは過ぎていたものの、美しい紅葉があちこちに。

オオバン、オシドリがいました。



池を一周する時間はないため、途中まで散策。











落ち葉もきれい。

カンナの花がまだ咲いていました。


双海町に到着。
整理されて昔とは違う風景。きれいになったけれどちょっと寂しい。

売店にはみかんご飯の素が。ポップに書いている通り、愛媛では給食のメニューの1つです。


叔母宅を訪問。
久しぶりに会うポッポちゃん(メス12歳)!

こたつの中に置いてある豆炭に寄りかかりながらの上目遣い。

叔母が玄関開けたらポッポちゃんもダッシュ。

けして遠くには行かないそうです。

すました顔をしていますが、耳は常に音に反応して忙しそう。

外から家に入る前には必ず足と背中を拭くそうです。

なんとなく満足したっぽい。

叔母からも、「みかん持って帰り(持って帰ってね)!」とたくさんのみかんを頂きました。
この、どんどんみかんが集まってくる感じが久しぶりすぎて懐かしかったです。

双海を後にし宿へ移動。
叔母たちが作って販売している稲荷寿司とお惣菜を買っていたので、晩ご飯としてゆっくり頂きました。添加物を極力使わず作られているからか、とても優しくておいしかったです。

翌朝は快晴。
子規堂のそばからも高島屋屋上の観覧車「くるりん」がよく見えます。

高島屋前で見かけた、みきゃん(愛媛のゆるキャラ)のポスト。


リムジンバスで空港に向かうまでの間、小学生の頃からの友人に会いました。

松山市駅前にあるスタバで待合わせ。

店内奥には坊っちゃん列車が展示してありました。

恩師同様、友人とも3年ぶり。
会った瞬間からずっと会い続けていたかのような感覚で会話できるのは、毎度のことながら面白いです。
友人は本当に同い年なのか?と首を傾げたくなるほど、見た目が変わりません。
私もどちらかというと年齢より下に見られる方ですが、彼女は別次元。
姿形も中身もとっても可愛い人なので、会うといつも癒されて元気になります。

再会を約束して、帰路へ。

東京は一気に冬が進んだ天候で、師走を実感しました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 殿ヶ谷戸庭園の紅葉 2022 | トップ | 3年ぶりの身延山久遠寺 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事