はりぶろぐ

鍼灸師のブログです。東京都国分寺市にて孔和堂鍼灸院を開業しています。
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節分草

2017-02-03 22:33:02 | 日記
今日は節分。
もともと節分は四季の節目を分けるという意味。立春・立夏・立秋・立冬の前日、年に4回あります。
今では立春の前日のことのみをいうようになっていますね。

この節分の頃に咲くとされているのが、節分草。
先日、市民農園を手伝ってくれている方から聞いて知りました。ネットで画像を調べてみると、キンポウゲ科の可憐なかわいらしい花です。
節分草は、盗掘や自生地の開発などによって自生のものは稀少で、環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
東京近郊では奥秩父に自生している場所があるようなので、小さくてもしっかり地面に根ざして咲いている姿を見に行ってみたいです。


さて、2015年4月から約2年間市民農園を借りていたのが、この1月末で終了しました。

節分草を教えてくれた方の助けを借りて、初めてだらけの農業体験が続いた1年目。しっかり土作りをしてもらったおかげで、時々様子を見に行って水や肥料を与えるだけで、立派な夏野菜や冬野菜がたくさん採れました。

2年目に入る頃から畑に行く時間が取れなくなり、ほとんど任せっきり。ナスやキュウリなど、水やりをしっかり行わなければならない夏野菜は断念して、水やりの頻度が少なくても大丈夫な枝豆をメインに作りました。

引越しして畑が遠くなったこともあり冬野菜は諦めていたのですが、好意で大根と白菜の種を蒔いてくれました。
ほとんど畑に行けなかったので収穫は諦めていましたが、今まで見たことがないほど大きく育った大根と白菜がとれました。両方ともとてもみずみずしくて、1年目に収穫したもの以上においしかったです。特に大根は、今まで食べた中で一番おいしく感じました。
先日、最後にとれた白菜を食べ終わりました。寂しいような気もしますが、野菜作りを経験してみて野菜を育てる大変さがわかりました。本当に良い経験をしました。


明日は立春。昔は立春を元旦としていたから、これから新年が始まると考えている方もいらっしゃるかもしれません。
身体も冬から春へと切り替わります。梅の花もほころび始め、徐々に草木も成長する準備をしています。

最近その切替え時期の影響からか、体調不良の方が増えている印象です。
ゆっくり焦らず、春仕様に身体が変わるのを待ちたいですね。

写真は患者さんに頂いた節分豆。
おいしかったです!
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