ダイヤモンドグラブ賞も何度か
獲得した名外野手です。
センターを守って背番号5と云えば、
新庄では有りません、北村です。
新庄の様に華やかさは有りませんが、
彼のプレーには、「どんなボールが飛んできても
捕る」くらいの、ひたむきなガッツがありました。
阪神の攻撃の時に、チャンスに北村の打席がまわって来た時
のエピソードです。
打撃があまり振るわない彼に、当時の吉田監督は
代打を告げました。打つ気満々の彼は、それに気ずかずに、
バッターボックスで何度も素振りを繰り返しています。
さすがに球審に言われて、ガッカリしてベンチに帰る
北村がテレビに映ってたのを覚えています。