くろちゃんの甲府城つづり

やまなしの甲府城跡のようすや活動を、
くろちゃんと仲間たちがなんとなく紹介します

ブログが復活しました

1年9か月ぶりに甲府城ブログが復活しましたが復活しました!! クリックしてください

よみがえる鉄門

今日で平成23年度も終わりですよ…

2012年03月31日 | 鉄門復元工事なう
今日で3月も終わりですか…
職場でも退職される方や移動される方がいて、
でも新年度になれば新しい出会いもあって、
この時期はちょっとそわそわしてしまいますね

さてさて、明日から始まる新年度は鉄門事業の
最終年度でもあります。


つまり

来年度

鉄門が完成するのです。


文字にしてみると、いよいよか~と嬉しくなってきます
ただ完成前にいろいろと準備があるので大変そうですが(笑)
みなさまに最高の鉄門をお見せできるようがんばります

そんなわけでして、鉄門工事を解説するパンフレットを作成しました

よみがえる鉄門

春めいたピンク色中々甲府城跡では見ない表紙です
鉄門事業の概要や、復元の流れを解説しています。

鉄門の関連行事などで配布したいと思います
みなさん、イベントの際はぜひぜひお越しくださいね
コメント (2)
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研究紀要が刊行されました

2012年03月30日 | 鉄門復元工事なう

おかげ様で、研究紀要28号が刊行されました。
今回、甲府城に関連する3本が掲載されました
◇山梨県と周辺地域における近現代の石積技術 −『石積の秘法とその解説』から辿る石積技能者大久保氏の系譜− 岩下友美
◇柳沢家筆頭家老柳沢権太夫保格の墓所について 西海真紀
◇甲府城の絵図に関する再評価 −『楽只堂年録』第173 巻所収「甲府城絵図」を一例として− 此田千紘

徹夜して クリスマスも諦めて 怒鳴られて
何とか書き上げてくれました

内容は、これからご批判を受けるとしても 本務やイベントなど忙しいなか
よくやってくれました

休日は、紀要を片手に美酒のみながらゆっくり休んでください



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紀州田辺城探検隊! 浅野氏重を探して

2012年03月30日 | くろちゃんの日記
和歌山県田辺市の会津川の河口に築城された田辺城を見に行ってきました

1606年(慶長11年)、甲斐から紀州に移封した浅野幸長の家老、浅野左衛門佐氏重(知近、良重、氏定)が新築したお城です。
残念ですが、残りが悪く水門と新しい石垣しか残っていませんでした
 
でもこの人物、甲斐時代には都留市の勝山城を築城した人でもあるんです。
ですから、我々は浅野家の普請や作事の総元締めと睨んでいるんです。氏重が、甲府城築城の総責任者ではないかと。
そしたら、国立公文書館にその証拠が・・・

やがて氏重は、1619年(元和5年)に浅野本家と芸州(福島正則の旧領)に移るのですが、お家の中の揉め事により親子で切腹。
あんまり記録が残されていない理由ですかね。
残念。 合掌

ところで、もう一人。浅野家で普請に長けた人物がいるんです
そのお話は、また次回にしますが、今までまるで分らなかった甲府城築城の歴史が徐々に見えてきた気がします
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新芽が芽吹く春

2012年03月29日 | くろちゃんの日記
度々ブログで紹介してきたヤマナシの苗木大作戦!

このたびついに…ついに芽がでてきましたーー

昨日の夕方に確認したときは1つだけだったんですが、
今日の昼に確認したらもう1つはえてきていました

これが最初に確認された芽1号
今朝見た時より成長しています


そしてこちらがつい先ほど発見した新芽

種を植えてから早2週間過ぎ。
まだ2個しか確認できていませんが、もっと出てきてくれるといいな~

元気に育ちますように
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これ な~んだ? の答え

2012年03月29日 | 石垣愛好会
正解は、石垣に残る矢穴の痕跡でした

甲府城跡の石垣には、豊臣時代の築城期に掘られた矢穴が結構たくさん残っています
では、一つ一つ見てみましょう
「ここに矢穴を掘るぞ」的な計画痕跡
 

「ノミを使って縁辺から掘り始めたようですね」的な状況


「順調順調今日もいい仕事しますよ~」の図
  

「ふぅ~ひとつ掘り上がり~」的な完成の様子
・・・ですが
 

親方 :「オメー何してんだ
ゴン吉:「へい親方稲荷曲輪の角石を石をわってるんでやんす しかも超ビックサイズのやつでっせ」
親方 :「馬鹿ヤロ~ その石の面を見てみろ 角石じゃなくて 築石にピッタリじゃないか
ゴン吉:「へっ
親方 :「しかも、石の目も読み間違えてるし だいたい見習い3日目に大事な角石を割らせるか
ゴン吉:「ガ~ン
親方 :「よいかゴン吉 石垣の隅角部は見栄えと強度が大事なんだぞ」
ゴン吉:「ヘィ
親方 :「スピードも大事だが 石割には信頼と確かな技術が必要なのである あと真心もね
    「でも3日目にしたら上手だね」

な~んていう会話は無かったと思いますが、掘りかけの矢穴が残る築城期の石垣を見て
400年前の石垣普請の光景を想像してみてください


こんな矢穴は甲府城跡稲荷曲輪で見ることができます
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