よみがえる鉄門
早いもので明日から8月です(^^)
蝉も鳴きはじめて、すっかり夏ですね
城下町散策で発見したことをこのブログを通して
皆さんにお伝えしているのですが、タイトルこそ違えど、
気づけばシリーズ化していて今回が5回目となりましたっ
さてこの写真、甲府城が小さく写っているのがわかりますか?
撮影した場所は甲府城の北、長禅寺の脇をのぼった
ちょうど愛宕山の中腹あたりとなります(^o^)
甲府市街がよく見えますね
今も残るいくつかの古写真の中には、このあたりで撮影された
ものもあり(今回の展示会の2階にも展示してあります☆)、
なんと明治初期、まだ中央線が開通する前の甲府城が写る
古写真もあるようです
この辺りは甲府城を撮影するベストスポットだったのでしょうか?
今は住宅やビルなど甲府城より高い建物がありますが、
昔は石垣が堂々とそびえる甲府城が撮影できたのかもしれませんね
ここ数ヶ月、鉄門の工事現場では動きが見られず、
「本当に工事やってるの」
なんて心配してくださった方もいるのではないでしょうか…?
まあ、木材加工の様子はときどきお伝えしておりましたが
そんな感じで静かな工事現場でしたが、いよいよ…
いよいよ!
動き始めました
これは鉄門の骨組みとなる鉄骨です。
オーライオーライ!
ガシャーン設置完了
(実際は音もしないほど慎重に設置されております)
あれ?鉄門って昔ながらの伝統工法で復元整備するんじゃ?
なんで鉄骨を使っているの?
と、疑問に思った方もいらっしゃると思います
もちろん昔ながらの工法で作業は進めておりますが、
時代は平成…現在は「建築基準法」なるものが定められており、
鉄骨等で補強しなければ鉄門は建てられないのです
補強材の設置も終了し、しばらくすると覆屋で覆われてしまいます。
そろそろ木材の搬入も始まるのかしら?
いよいよ現場が慌しくなってまいりました~
また随時報告しますね!
「本当に工事やってるの」
なんて心配してくださった方もいるのではないでしょうか…?
まあ、木材加工の様子はときどきお伝えしておりましたが
そんな感じで静かな工事現場でしたが、いよいよ…
いよいよ!
動き始めました
これは鉄門の骨組みとなる鉄骨です。
オーライオーライ!
ガシャーン設置完了
(実際は音もしないほど慎重に設置されております)
あれ?鉄門って昔ながらの伝統工法で復元整備するんじゃ?
なんで鉄骨を使っているの?
と、疑問に思った方もいらっしゃると思います
もちろん昔ながらの工法で作業は進めておりますが、
時代は平成…現在は「建築基準法」なるものが定められており、
鉄骨等で補強しなければ鉄門は建てられないのです
補強材の設置も終了し、しばらくすると覆屋で覆われてしまいます。
そろそろ木材の搬入も始まるのかしら?
いよいよ現場が慌しくなってまいりました~
また随時報告しますね!
7月最後の週末です
みなさま、いかがお過ごしですか?
久々になってしまいましたが、前回の続きです
少しずつ作業を進め、途中経過はこんな感じ↓
色がつくと画面が明るくなっていいですね
さあ、次回答えが明らかに…
みなさま、いかがお過ごしですか?
久々になってしまいましたが、前回の続きです
少しずつ作業を進め、途中経過はこんな感じ↓
色がつくと画面が明るくなっていいですね
さあ、次回答えが明らかに…
お仕事がチョット一区切りしたので、静岡県の小島まで石垣の勉強をしに出かけてきました。
この陣屋の石垣。甲斐国の石工さんが積んだという伝承が残っているのです。
しかも、構築は2代目藩主松平信治が宝永元年(1704年)におこなった模様。
つまり、柳沢氏が甲府に来た時期とほぼ同じということです。
ですから、私たちの関心はその石積み技術の比較にあるのです。
まだまだ検討中でが甲府城の石垣を評価するのにとても重要な事例です。
その結果は、また後日。
※陣屋=小さな藩ではお城が築けないため、その代わりとした藩主の居所
この陣屋の石垣。甲斐国の石工さんが積んだという伝承が残っているのです。
しかも、構築は2代目藩主松平信治が宝永元年(1704年)におこなった模様。
つまり、柳沢氏が甲府に来た時期とほぼ同じということです。
ですから、私たちの関心はその石積み技術の比較にあるのです。
まだまだ検討中でが甲府城の石垣を評価するのにとても重要な事例です。
その結果は、また後日。
※陣屋=小さな藩ではお城が築けないため、その代わりとした藩主の居所
先日、鉄門復元整備に使用する瓦の型を見るために
奈良県まで行ってまいりました
そこで見たものは…
鯱瓦
鯱瓦を含め、鬼瓦や軒丸瓦、軒平瓦の型を見ました
今回鯱瓦は、現在山梨県立考古博物館で展示されている
甲府城跡人質曲輪から出土した鯱瓦をモデルにしています。
欠けていて分からない部分は、甲府城と同年代に造られた
お城の鯱瓦が参考になっています
そこで、有識者の先生方に瓦の型を見ていただいて、
おかしいところがあったら指摘してもらうのです
粘土で作られた、まだやわらかい型を削ったり足したり…
どんな鯱ができるのかは、楽しみにしていてください
奈良県まで行ってまいりました
そこで見たものは…
鯱瓦
鯱瓦を含め、鬼瓦や軒丸瓦、軒平瓦の型を見ました
今回鯱瓦は、現在山梨県立考古博物館で展示されている
甲府城跡人質曲輪から出土した鯱瓦をモデルにしています。
欠けていて分からない部分は、甲府城と同年代に造られた
お城の鯱瓦が参考になっています
そこで、有識者の先生方に瓦の型を見ていただいて、
おかしいところがあったら指摘してもらうのです
粘土で作られた、まだやわらかい型を削ったり足したり…
どんな鯱ができるのかは、楽しみにしていてください