くろちゃんの甲府城つづり

やまなしの甲府城跡のようすや活動を、
くろちゃんと仲間たちがなんとなく紹介します

これ な~んだ? の答え

2012年03月29日 | 石垣愛好会
正解は、石垣に残る矢穴の痕跡でした

甲府城跡の石垣には、豊臣時代の築城期に掘られた矢穴が結構たくさん残っています
では、一つ一つ見てみましょう
「ここに矢穴を掘るぞ」的な計画痕跡
 

「ノミを使って縁辺から掘り始めたようですね」的な状況


「順調順調今日もいい仕事しますよ~」の図
  

「ふぅ~ひとつ掘り上がり~」的な完成の様子
・・・ですが
 

親方 :「オメー何してんだ
ゴン吉:「へい親方稲荷曲輪の角石を石をわってるんでやんす しかも超ビックサイズのやつでっせ」
親方 :「馬鹿ヤロ~ その石の面を見てみろ 角石じゃなくて 築石にピッタリじゃないか
ゴン吉:「へっ
親方 :「しかも、石の目も読み間違えてるし だいたい見習い3日目に大事な角石を割らせるか
ゴン吉:「ガ~ン
親方 :「よいかゴン吉 石垣の隅角部は見栄えと強度が大事なんだぞ」
ゴン吉:「ヘィ
親方 :「スピードも大事だが 石割には信頼と確かな技術が必要なのである あと真心もね
    「でも3日目にしたら上手だね」

な~んていう会話は無かったと思いますが、掘りかけの矢穴が残る築城期の石垣を見て
400年前の石垣普請の光景を想像してみてください


こんな矢穴は甲府城跡稲荷曲輪で見ることができます
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