6/22に写した大実のヤマモモです。
大実のヤマモモは「食用」として、品種改良されてたものでしょう。一般のものはもう少し小ぶりです。
もうだいぶ前ですが、とあることで都の湾岸地域をよく歩いていることがありました。
それは数年に渡ったのですが、その時、トラックなどがぶんぶん通る湾岸道路沿いの街路樹にヤマモモの木がたくさん植えられているのを見ていました。
それは丁度梅雨時期の今頃です。完熟して地べたに落ちたヤマモモの実が、潰れて木の根元当たりに赤黒く濁った「血のり」のように広がっていたのを気持ち悪く見ていたのを記憶しています。
それが数日して、同じ場所を通ると、それなりに無くなっているのです、いつも。
実としてなっているいるときの美味しそうな色合い、そして地べたに落ちて「血のり」のように赤黒く広がっている姿、更には雨風に流されて消えてしまうその姿。たぶん、間違いなく毎年繰り返されている姿で、今シーズンもたぶんそうなのでしょう。
不思議なのですが、そうしたヤマモモの実は今でも好きなのです。