9/30に写したテウチグルミ(カシグルミ)の実-2です。
10/21.野菊の一つシロヨメナが咲いていました。
シロヨメナはキク科シオン属の多年草。
本州〜九州の山林の縁や山道に生えると云われますが、私のよく行く里山地区では見かけたことがありません。
10/21.イヌショウマが開花していました。
イヌショウマはキンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。秋にかけての山野草の一つです。
日本の固有種で、本州の関東地方から近畿地方にかけて分布し、山地や丘陵の樹木の下や沢沿いなど、やや湿った場所に生育。私のよく通う里山地区の薄暗い林道沿いの藪で、この時期よく見かけます。
10/28.マユハケオモトの花が開花していました。
マユハケオモトはヒガンバナ科 / マユハケオモト属(ハエマンサス属)/スカドクスス属の球根植物。
一般的に、ハエマンサスの中の冬生育(夏休眠)タイプがマユハケオモトを代表とするグループ。
原産地は熱帯アフリカ~南アフリカ。
もう一方にムルティフロルス種に代表される夏生育(冬休眠)タイプがあるそうですが、私はまだ見たことがありません。
マユハケオモトの開花期は秋です。
10/21.今シーズン、茂みの中で写した最初のムラサキシキブの実です。
きれいに色づいていました。
園芸品種で、実が大きめで、やたらと艶のあるムラサキシキブを見ますが、自然界でそうした姿はまずお目にかかれません。やはりどこまで行っても、楚々としたこうした実が良い、実に良い。
10/28.ミセバヤが色づいていました。
ミセバヤはベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多肉性宿根草。
別名は玉緒(たまのを)。
古くから園芸用に栽培されているものが日本全国各地に見られ、それらが逸出し、群馬県などで野生化しています。
栽培逸出でないと考えられているのは、香川県小豆島の寒霞渓のみでしたが、近年奈良県内で別の自生地が発見されたようです。
ぜひ、見てみたいものです。