ほとんど意味をなしていない目隠しが象徴的なトイレ。まるでオモチャのトイレだ。
バルコニー?の付いたトイレなどはじめて見た。そこがどうなっているのか調べようもなかったが、決して新しいトイレではなく、どちらかといえば既に年代ものの風貌をしていた。素晴らしいものとは違う、面白いものを見せて頂いた。
擬木を使ったいっけん山小屋風のこのトイレがあったのは長い緑道タイプの公園の、そんなにトイレが必要と思われない場所にあった。だからいつも汚され、紙くずやゴミが散乱していた。そしてある日、突然なくなっていたのだ。
モノは特別古いわれではないのだが、屋根がやたらと古めかしい。わざとそうしているのなら「おやめなさい」と言いたい。そんなことは誰も望んでいません。
この形に似たトイレで、外装がやたらとカラフルなトイレが、とある区にはたくさんあった。今は時間がなくて、その懐かしいトイレを見ることもないが、わしの脳裏にはそのカラフルデザイントイレがこびり付いている。仕事をやめたら、本当の意味でゆっくり懐かしいトイレを再び見て歩きたい。