6/4、キョウガノコもピンク色に咲いていました。
キョウガノコはバラ科シモツケソウ属の多年草。
別名は白花種のみナツユキソウ。
原産地は日本。
日本産の園芸種（原産種ともされますが現在自生は見られません）で、とても歴史のある植物です。
日本で作られた園芸品種とされますが、その出自は不明。シモツケソウの変種、シモツケソウとコシジシモツケソウの雑種、エゾシモツケあるいはアカバナシモツケソウの園芸品種とする説などがあるようです。
まあーいろいろ考えられるようですが、とにかく美しい花です。
因みに、キョウガノコは「京鹿の子」と書きます。
6/4、藪の中でノカンゾウも咲いていました。
ノカンゾウはユリ科ワスレグサ属の多年草。
この和名は中国のホンカンゾウに似て野にあるからと云います。
花の色は黄赤色から橙赤色そしてかなり赤みの強いものもあり ベニカンゾウの別名もあります。
因みに、ヤブカンゾウは3倍体なので結実しませんが、このノカンゾウは結実します。
6/4、アルカネットも開花中。
アルカネットはムラサキ科アルカンナ属の多年草。
ムラサキ科の花は総じて小ぶりですが、美しいものも多いです。
原産地はヨーロッパ南西部やエジプト等。
多様な園芸種が出回っています。写真のこれもその一つでしょう。
6/4、タイマツバナも開花期を迎えています。
タイマツバナはシソ科ヤグルマハッカ属の多年草。
原産地は北アメリカ。
近縁種のヤグルマハッカを含め、ビーバーム、ベルガモット、モナルダ等と呼ばれます。
真っ赤な花が印象的です。
6/4、セイヨウナツユキソウも開花し始めています。
セイヨウナツユキソウはバラ科シモツケソウ属の多年草。
別名はメドウスイート。
原産地は草原に群生する。花や葉、根から甘い香りを発し、英名のメドウスィート（Meadow=草原、Sweet=甘い香り）もそこからの由来です。
6/4、キバナノコギリソウも開花中。
キバナノコギリソウはキク科ノコギリソウ属の宿根草。一部が野生化しています。
所謂「ヤローイエロー」のことで、全体にヨモギのような香りがあります。
原産地は南西アジア～中央アジア。
