6/4、トウカンゾウが開花期を迎えていました。
トウカンゾウはユリ科ワスレグサ属の多年草。キスゲの仲間です。
別名はワスレグサ、ナンバンカンゾウ。
中国から渡来したと思われていマしたが、 長崎県男女群島などに自生していることが分かりました。
それが幕末に西洋にわたって、人気のヘメロカリス などの母種になったと言われます。
トウカンゾウの「トウ」は唐の意味ですが、日本に自生していることが分かったので、この名前はちょっと・・・です。(中国には自生していません。)
因みに、里山地区などでこれからの時期最もよく見かけるのは自生のヤブカンゾウです。八重種ですから、誰にでもすぐに分かります。