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暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

エキナセア

2007-07-10 07:55:07 | ハーブ
5月の終わり頃から、花ざかりを迎えていたハーブガーデンも、

ラベンダーの花が終わる頃には、少しピークを過ぎたような感じになります。

精一杯花を咲かせていた株は、少しお疲れ気味。

暑い夏に備えて、剪定や施肥が行われ、オヤスミモードに入ります。

そんな中、これから花を付けてくるハーブたちもあります。

今の時期のガーデンで目を引くのは  エキナセア 



  



エキナセアは、北米原産。キク科のエキナセア属の植物です。

北米先住民の間で、数百年にわたり万能薬として愛用されてきた伝統的ハーブ 

毒蛇に噛まれた時や、傷を早く治癒させたい時に身近な薬として用いてきたと言われています。

現在では免疫力回復のハーブと言われ、風邪などの感染症の症状を、改善するとか。

私も、疲れがたまり風邪をひきそうな時は、せっせとエキナセア入りのハーブティー を飲み、

免疫力アップ風邪なんかに負けないとイメージしています。

抗ウィルス作用、抗炎症作用、抗酸化作用が認められ、天然の抗生剤とも言われるエキナセアですが、

膠原病などの自己免疫疾患のある方は、医師に相談するなどの注意が必要ということです。

それだけ効果が認められているということでしょうか。

 ガーデンにお越しの際は、その姿を探してみてくださいね


 日曜日に遊びに来てくれた、可愛い姉妹をご紹介しましょう。



  優しそうなパパと一緒に遊びに来てくれました。

   おやまの汽車に乗った後、二人でハートのオーナメント作り。

  ピンクのリボンもつけて、 可愛いハートが二つ できあがりました。

  今度はママも一緒に遊びに来てね。


お知らせ 

ラベンダーの摘み取りは、8日(日)で終了いたしました。

たくさんの方に来ていただき、もう摘み取れるような花が無くなってしまったのです。。

みなさん、ありがとうございました。

今年摘み取りができなかった方もいらっしゃると思います。

来年も、早めにお知らせしたいと思いますので、お楽しみに。

やまもも

2007-07-09 09:05:32 | 料理
           

先日知人が電話をくれて、「ヤマモモの実がたくさん取れているんだけど、やまもも酒作らない?」と。

もちろん、すぐに頂戴しに行きました。

そのお宅には3本のヤマモモの木があり、そのうち2本にたくさんの実がついています。

もうだいぶおすそ分けをしたということでしたが、まだまだ取れそう。

レシピを教えていただき、更に見本として1本完成品まで頂いちゃいました。

家に帰ってさっそくトライ。

 作り方

1. ヤマモモを水でよく洗い、ざるに上げて水気を切る。

2. 鍋にヤマモモを入れ、ヒタヒタになる位の白ワインを注ぐ。

3. 煮立つまでは強火、その後は弱火で、あくを取りながら約30分。

4. 途中で味を見ながら砂糖を入れる。(今回はヤマモモ500gに対して、砂糖は150gくらいかな?)

5.完全に冷めたら、実を取り出して白ワインを注ぐ。

 白ワインがこんなふうに 

今回は、1kgのヤマモモに、白ワインを2本用意。

鍋に1本のワインを入れたら、ちょうどヤマモモがヒタヒタぐらいとなりました。

できたヤマモモワインシロップに、もう1本のワインを入れてちょうどいい味になりました。

知人の話では、用意する白ワインは、一番安いのでOKとのこと。

私も1本300円のワインで作ってみましたが、とても美味しくできました。

このお酒は、梅酒などのように熟成を待つ必要は無いので、完成したらすぐにいただけます。

よおく冷やして、小さなグラスに注ぎ、「アペリティフでございます。」と、勧められたら、

とても高級な感じがする、そんな出来ばえです。  


 注意する点は

 煮ている時にアクを取らないと渋みが残るので、丹念にアクを取ること。

 ヤマモモの完熟度やワインの酸味によって、お砂糖の量が変わるので

  少なめに入れて、味見をしながら足していくこと。


梅酒を作るように、ホワイトリカーや泡盛と氷砂糖で漬け込み、2ヶ月ほどで完成する方法もあるそうです。

どちらにしても長期保存というよりも、その綺麗な赤い色を楽しむお酒といえますが、

滋養強壮・健胃・冷え性などにも効果があるそうです。

ヤマモモが手に入る機会があったら、ぜひお試しください。



ルネ・モーリス・ガットフォッセ気分

2007-07-08 06:06:24 | ハーブ
                ラベンダーオイルのお話 


         


フランスの化学者、ルネ・モーリス・ガットフォッセが、研究中に火傷を負ってしまった時、

近くにあったラベンダーオイルに浸したところ、驚くほど早く完治したという有名なエピソードがあります。

この事がきっかけとなり、植物の芳香成分(エッセンシャルオイル)の研究が始まり、

アロマテラピー(芳香療法)という言葉が登場したそうです。

 私も、ラベンダーオイルは火傷にいいと聞いてから、台所に常備しています。

揚げ油がちょっとはねた時などは、ラベンダーをチョチョッとつけると、

あまりひどくならないし、水ぶくれもできないようです。

ところが先日は、不注意からかなりの量の油が跳ねてしまいました。

今回は、ラベンダーでもちょっと無理かな・・・と思うくらいです。

流水で冷やしたあと、ラベンダーオイルを思いっきりたくさん、浸けてみました。

そう、ルネ・モーリス・ガットフォッセを思い浮かべながら、浴びせるように・・・

始めは少しヒリヒリしていましたが、やがて痛みも治まり、次の日も水ぶくれになる事はありませんでした。


  この程度ですんでよかった。
                   


 ラベンダーオイルって、やっぱりすごい

   その効果を、改めて実感した出来事でした。


以前ご紹介したように、この時期、ハーブガーデンではラベンダーの摘み取りをやっています。

これを使ったラベンダーバンドルズ(スティック)は、その香りが癒しにもなりますが、

本来の使い方は、アイロンがけの時の霧吹き代わりだったようです。

          

ボールに水を入れ、バンドルズを浸し、それを洗濯物にふりかけてアイロンをかけていたとか。

ヨーロッパのおばあちゃんの知恵袋という感じですね。

ラベンダーの季節もあとわずかです。

この季節ならではの  ラベンダーの魅力  を、楽しみましょう。


再会の喜び

2007-07-07 07:49:38 | ドライフラワー
          7月7日 今日は七夕 

松田山ハーブガーデンの特徴の一つとして、リピーターのお客様が多いということがあるようです。

普通の観光スポットのように、一度限りでさようなら・・・というよりも、

「またお会いできましたね」と、ご挨拶できることを幸せだと思っています。

先日も、開園以来毎月のようにいらしてくれていたお客様が、久しぶりにおみえになりました。

ご家族の様子が変わったり、体調を崩されたりして、ご無沙汰だったとのことでした。

七夕の織姫と彦星では無いけれど、お元気な姿で再会できて、本当に嬉しかったです。


そんなリピーターのみなさんに、喜んでいただければと考えたのが、

リースの作り替えメニューです。

楽しく作った作品も、古くなると色あせてしまいます。

でも大丈夫。そんな作品をご持参いただき、新しい作品に作り変えることができるのです。

7月5日、いつもよく来てくださるお客様が、作り替えに挑戦したので、ご紹介しましょう。

 見事に新しい作品に生まれ変わりました。




 ベースはそのままに、まるで違う雰囲気の作品に変身
  (作り変える前の写真が無くて、ごめんなさい。



以前の作品の見本がこちら。それが、下の写真のように変わりました。




「まだ古くなってしまった作品がたくさんがあるので、また来るわ。」

「ステキに仕上がって、とても嬉しい。」と、喜んで頂くことができました。


 そして、もちろん初めてのお客様もたくさんいらっしゃいます。



「いつも東名高速を通っていて、あの白い建物は何かなって思ってたのよ!」


「こんなステキな所だとは思わなかったわ。」

「おまけにこんなステキな物が作れるなんて、嬉しいわぁー 」と言いながら、

楽しそうに作品を作られていました。



 自由自在ワイヤーでフレームを作り、花をアレンジしたものです。

大きな作品でしたが、手早くきれいに仕上がりました。

これを機会に、また遊びに来てくださいね。

 再会  を、楽しみにしています。


ほうき草

2007-07-06 08:04:56 | ドライフラワー
                

 畑の中に点在する、このまぁるい植物。

これは、 ほうき草  です。

携帯の写真で、いっぱい並んだほうき草の可愛らしさが伝わるかどうか・・・

秋まではこのまま観賞用として、可愛らしい姿を楽しみ、

冷たい風が吹き始めて、真っ赤に紅葉してきたら、今度は綺麗なうちに刈り取って

ドライフラワーに

例えばどんな作品になるかというと・・・

 

赤く木質化した、細かい枝を使います。
  ベースとしてだけでなく使い方はいろいろ 

今年のほうき草はどんな作品になるでしょうか?

秋になってのお楽しみです

 ほうき草

別 名 : コキア アカザ科の一年草

草 丈 : 30cm~80cm

水やり : 土の表面が乾いたらやる程度

観賞期間 : 7月~11月位

ほうき草は日光が大好き。

日当たりの良い所じゃないと、草姿がひょろひょろと細くなったり、枯れたりしてしまいます。

こんもりとした草姿にしたいのなら、良く日が当たる特等席を用意してあげてください。

夏に株が弱ると実がついてしまい、赤くならずに枯れたりすることもあるので、

秋の美しい紅葉を楽しむためには、ついてしまった実は早めに取り除きます。

こぼれ種でどんどん増えていきますので、気が付いたら庭や畑がほうき草で埋め尽くされていた・・・

なんて事にならないように、注意してくださいね。