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暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

コスモス

2007-07-02 06:09:17 | Weblog
            

散歩の途中で見つけたコスモス

もう咲いているの?なんて思いながら、携帯のカメラをカチャと一枚

ところでコスモスって大好きな花だけど、どんな花なんだろう?

コスモスについて少し調べてみることにしました。



コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の総称ですが、単に種としての

オオハルシャギク( Cosmos bipinnatus Cav.) を指す場合もあるようです。

秋桜とも言いますね。(この言い方の認知度が広がったのには、さだまさしが貢献したかな?)

秋にピンク・白・赤などの花を咲かせます。

花は本来一重咲きですが、舌状花が丸まったものや、八重咲きなどの品種が作り出されているとか。

本来は短日性植物(日照時間が短くなると花が咲く植物)ですが、

6月から咲く早生品種もあるそうです。

写真のコスモスは、この早生品種ということですね。

原産地はメキシコの高原地帯。

18世紀末に、スペインマドリードの植物園に送られ、コスモスと名づけられました。

 日本には明治20年頃に渡来したと言われています。

外来種に多く見られるように、日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育します。

景観作物として、河原・休耕田・スキー場などに植えられた  コスモスの花畑  が

観光資源として活用されている例も多いようです。

遠い昔、長野県の安曇野で、風に揺れるコスモスに感動した記憶があります。

ただ、河川敷等へ植栽するのは在来の自然植生の攪乱であり、一種の自然破壊である

という批判があるらしいです。

グローバル化のこの時代、人だけでなく、植物も外来種が根付くのは当然のことと思う一方で、

強健な外来種に押されて、在来種が絶滅の危機を迎えてしまう例も多く、

なんだか考えさせられてしまいます。


そんなコスモスをシンボルとする市区町村は多く、松田山ハーブガーデンのある私達の町・松田町もその一つです。

外来種とはいえ、その花姿を愛する日本人は多い、というシルシでしょうか?


 いろいろなことにちょっと興味を持って調べてみると、

そこには意外な発見と出会いがあるものだな、と実感しました。