

散歩の途中で見つけたコスモス

もう咲いているの?なんて思いながら、携帯のカメラをカチャと一枚

ところでコスモスって大好きな花だけど、どんな花なんだろう?
コスモスについて少し調べてみることにしました。


コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の総称ですが、単に種としての
オオハルシャギク( Cosmos bipinnatus Cav.) を指す場合もあるようです。
秋桜とも言いますね。(この言い方の認知度が広がったのには、さだまさしが貢献したかな?)
秋にピンク・白・赤などの花を咲かせます。
花は本来一重咲きですが、舌状花が丸まったものや、八重咲きなどの品種が作り出されているとか。
本来は短日性植物(日照時間が短くなると花が咲く植物)ですが、
6月から咲く早生品種もあるそうです。
写真のコスモスは、この早生品種ということですね。

原産地はメキシコの高原地帯。
18世紀末に、スペインマドリードの植物園に送られ、コスモスと名づけられました。

外来種に多く見られるように、日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育します。
景観作物として、河原・休耕田・スキー場などに植えられた


観光資源として活用されている例も多いようです。
遠い昔、長野県の安曇野で、風に揺れるコスモスに感動した記憶があります。

ただ、河川敷等へ植栽するのは在来の自然植生の攪乱であり、一種の自然破壊である
という批判があるらしいです。
グローバル化のこの時代、人だけでなく、植物も外来種が根付くのは当然のことと思う一方で、
強健な外来種に押されて、在来種が絶滅の危機を迎えてしまう例も多く、
なんだか考えさせられてしまいます。
そんなコスモスをシンボルとする市区町村は多く、松田山ハーブガーデンのある私達の町・松田町もその一つです。
外来種とはいえ、その花姿を愛する日本人は多い、というシルシでしょうか?


そこには意外な発見と出会いがあるものだな、と実感しました。
